マンゴォン食堂

大好きなタイ&タイ料理のブログ

本日のまかない②

2008年05月31日 | タイ飯ワールド
今日のまかない。



ホイトート

ママが何でも食べたいものを作ってくれるってんでリクエスト。
大阪のタイ料理屋では、なぜかあまり見かけない。
なんでだろ・・・?

材料的にはそんなに特別なモノではないのに。

カキ・もやし・ニラ(ネギ)・タマゴ
それに、タピオカの粉
(上新粉などでも代用できるし、ホイトート用粉も売っている)

タイのカキ入りお好み焼きって感じで、甘酸っぱ辛いソースでいただきます。
生地はもっちもち&カリカリが楽しめて
おいし~い

タイのカキは小粒ですが、大きなカキで作ったから食べ応え十分

タイではおかずと言うより、お酒のおつまみ的によく買っていました。

・・・にしても、ママ・・・量が多い。
さらに「ママ、こんなに要らないからあげる。」って増やされた。
粉ものだから結構、お腹が膨れて、途中で「う~っ・・・」となったけど
リクエストして作ってもらったから、気合で完食

好物だけど、しばらく見たくない・・・




こちらはタイの屋台で買ったホイトート
「もやし」がほとんど生の状態。
日本ではあまり生では食べない気がする「もやし」も
タイでは生で食べる事がよくある。




今日のまかない。

カイパロー

カイパローはタイ式おでんと訳される事が多い中華風の煮物。

おでんとは言っても中国のスパイス「五香粉」が使われてるので
煮込んでいる時から、ものすごく漢方薬みたいな匂い。
味付けもかなり濃く、甘い。
唐辛子は入ってないので、辛さは一切無し。

今回の具材は手羽先とタマゴと厚揚げ
手羽先は豚バラ(塊)に替わる事もあります。

正直、タイで食べた「カイパロー」は甘くて臭くて
汁でゴハンがベッシャベシャになって、あまり好きではなかったけど
これはおいしい 
タイで注文する時も、ゴハンに掛けるのではなく
別の容器に入れてもらうのが正解かもしれない・・・




クラッシュアイス

2008年05月30日 | タイ飯ワールド
バイト先の冷蔵庫を開けたら入っていたこの物体。

「なにコレ?しょう油か何か?」

「タイのコーヒー」

「まさか・・・オーリャン?」

「よく知ってるね~。そうだよ。飲む?」

「なつかし~飲む飲む

オーリャンは言うなればタイ式コーヒー。
でも、コーヒー豆は使われてなくて、そいでもって恐ろしく甘い。

でも、タイは熱い国

クラッシュアイスが大量に入ったビニール袋やグラスに注がれた
オーリャンをアイスがちょっと溶けるようにグルグルかき混ぜてから
一気飲みしたら、とっても美味しかった。

でも、これ、本当に甘い。ほとんどシロップ飲んでる感じ。
本来は「マカーム」(タマリンドと言うマメ科の植物)から作られるらしい。

が、瓶の裏ラベルを見てみたら

原材料 コーヒー・砂糖 とあった。 うそじゃん・・・

一体何なんだろう・・・と思ったけど
なんか薬っぽい味がしたので、砂糖に色素つけてるだけではなさそう・・



タイにはジュースにもクラッシュアイスを使うけど
街中ではシロップにクラッシュアイスとフルーツ
寒天・ゼリー・ココナッツ、果ては豆や芋・コーン・厚揚げまでもを
混ぜて食べるおやつがいろいろと売られている。
まぁ、日本で言うところの「みつ豆」ですね

その中のひとつ「ロッチョン」をおすそ分けしてもらって食べた。
これも、タイに居た時はよく食べたものだったので
久しぶりに食べてちょっとキュンとなった。

これも、本来は緑豆とタピオカの粉や上新粉でつくる
「ところてん」みたいなもので
甘いココナッツミルクとクラッシュアイスが入っている。

でも、今回食べた「ロッチョン」はかなりの色素をブチ込んでる気が・・

「ロッチョン」はもちもちした、と言うよりプチンと切れる感じなんで、
「タピオカココナッツミルク」の方が断然おいしいけど・・・

どっちにしても、クラッシュアイス系の激甘おやつは
暑いタイで食べた方が断然おいしいと言う事が判明した気がします・・・



暗くて分かりにくいですが、これがオーリャン
原材料 コーヒー・砂糖(笑

懐かしいついでにちょっと原液を味見。
血管キレるかと思った。


続いてはロッチョン
なぜか、インゲン豆にそっくりの色と形。
身体に悪そ~~


本日のまかない①

2008年05月29日 | タイ飯ワールド
月曜のまかない。


カオクルックローンルア

ママ手作りの「ナムプリックローンルア」をゴハンと混ぜて焼き飯にしてくれました。
「ナムプリックローンルア」は甘辛く味付けした豚肉をにんにく、唐辛子などと
混ぜて、ナムプリック(味噌)にしたもの。

唐辛子は入ってますが、全体的にはかなり甘い。
「牛のしぐれ煮」を想像していただければ・・・




水曜のまかない。


ナムプリックプラートゥ
グラポープラー風スープ

ゆで卵の横にあるのが「ナムプリックプラートゥ」
プラートゥは魚の鯵(アジ)
アジを1度焼いてから、ほぐしてにんにくや唐辛子と混ぜた味噌。
そういえば、にんにくと唐辛子も焼いてたな。。。
思った以上に手間が掛かってますね。

こっちは、↑の「ナムプリックローンルア」と違って甘さは無し。

「グラポープラー」は本来は魚の浮き袋スープ。
でも、ランチの残りなので魚の浮き袋は入ってなくて
具はたけのこ・しいたけ・うすあげ・ウズラ卵
とろみがついた中華風。かなりの美味 




全体をまぜまぜして食べます。本来はゆでたキャベツなども添える。



上に乗ってるのは、おやつに食べてた豚の干したもの(笑


先週食べたまかない。


名前がわからない・・・
タイ風魚の蒸し物


田舎の料理らしいけど、
鯛にタクライ(レモングラス)とカー(しょうが)を入れて蒸したもの。
キャベツと小松菜も鯛の下で一緒に蒸したから激うま

横にある「ナムチム(つけダレ)」も、もちろんママ手作り。
にんにく・唐辛子を焦げ目がつくくらいに焼くのがポイントらしい。
確かに、香ばしくてこちらも激うま

写真には無いですが、これも全部ゴハンにまぜまぜして食べます。
器いっぱいにあったナムチムは3人で空っぽに・・・
ものすごい数の唐辛子を消費した気がする・・・




鶏丸ごと一羽に同じようにタクライとカーを詰めて蒸した料理を
タイの田舎で食べた事もあります。

レモングラスとしょうがが爽やかで、臭みも消えてホントにおいしい。
日本でも真似してみたい調理法でした。


タイのミートソース

2008年05月25日 | タイ飯ワールド
ず~っと気になっていた(食べたかった)料理がある。

それはナムプリックオーン
だいたい、タイ風のミートソースと言う訳がついている。

ナムプリックはタイの味噌みたいなもので、市販品も、手作りも
辛いの、甘いの、肉で作ったもの、魚で作ったもの・・・
色々あって、ご飯にそのままのせて食べたり、野菜やタマゴにつけたり
調味料にしたり・・・

とにかく種類もいろいろ、使用頻度が高いタイ料理には欠かせないもの。

うちにも、市販品とママからもらったものが、ここ数年欠かさず冷蔵庫にあって
おかずが無い時は、これだけでゴハンを食べたりする・・・

って、ちょっと話がズレたけど。


私は普段でもスパゲッティミートソースに唐辛子やタバスコを
ぶち込むタイプなので、タイのミートソースはとても気になっていた

そして、つい先日 ついにその日はやってきた・・・

コックさんの奥さんが手作りしたらしく、差し入れとしてご対面



携帯で撮ったので、変ですが。


その日はカオニャオ(もち米)と一緒に食べてみた。

めちゃくちゃうまい
味はミートソースと言うより「肉みそ」の方が近いかなぁ・・・
納豆嫌いな私が大好きな(?!)タイの干し納豆トゥアナオも使われているらしい。

「肉みそ」に近い事もあって、これは「うどん」に掛けたら絶対にうまいと思う

それをアピールしてたら、ママが「それならナームンギョウでいいじゃん」と・・・

あ、そだね。なんか味似てるなって思ったんだけど、作り方同じ?

ナームンギョウと言うのは、こちらもタイのトマトソースとか言われるもので
カノムヂン(タイの素麺)に掛けて食べる。
日本では普通の素麺で代用してます。



初めてこれを食べた時は、タイ料理らしからぬ味にビックリした。

作る人によってはやっぱり辛いけど・・・

トマトとひき肉が入ってて、ちょっと洋食ちっく
大体、ひき肉と骨付き豚肉がごろごろ入ってて
あとは「ひじきの塊」みたいなのが入っている。

初めて見た時は「なんか、枝みたいのが入ってますが?食えるの?」と思ったけど
固くもなく「ひじき」とか「ぜんまい」っぽい。ドークニィウというらしい。

とにかくこれもめちゃくちゃうまい



ようするに、使う具材は違うけど、味付け的には同じで
ナムプリックオーンは保存を効かせたり
野菜やもち米につけて食べる様に水分を飛ばしたもの。

ナームンギョウはスープ的なものとして、作られている感じらしい。

これ、絶対、タイ料理が苦手な日本人も好きな味だと思う!

バンコクにもあるとは思うけど、基本はチェンマイ(北部)料理らしいので
機会があれば是非どうぞ~。






カオニャオマムワン

2008年05月22日 | タイ飯ワールド
突然ですが、私はマンゴーが大好きです

マンゴーラッシー・マンゴージュース・マンゴーアイスにマンゴーキャンディ
ドライマンゴー・マンゴープリン・・・
とにかくマンゴーと名前のついてる物に弱い・・・

でも、1番好きなのはやっぱり生マンゴー

それも、日本のでもなく、メキシコやフィリピン産でもなく、

やっぱり『タイ産マンゴー』

しかも、黄色の熟れたやつ

きちんと切って食べるのもいいけど皮だけ剥いて、むしゃむしゃ食べるマンゴーは至福
その代わり手と口周りはベッタベタになるけど。

そんなマンゴー好きを虜にするタイのおやつ

それは『カオニャオマムワン』



『カオニャオ』=もち米
『マムワン』=マンゴー

名前の通り、マンゴーともち米を一緒に食べる。
もち米はタイらしく、ココナッツミルクで味をつける。
さらにタイらしくココナッツミルクは塩と砂糖で味をつける。

感覚的には日本の『おはぎ』に近い。
味的には『イチゴ大福』なんかがもっと近い。

初めて見た時はえっと思ったけど、日本人にはかなり馴染める味だと思う

写真には無いけど、この上からさらにココナッツミルクを掛けるトコもある。

もう、お気づきでしょう・・・・

そう、このおやつの唯一の難点(

それは・・・・超スーパーハイカロリー

マンゴーもココナッツミルクももち米も元々がハイカロリー
その上に大量の砂糖で味付け。
カロリー+カロリーでハイカロリーのオンパレード。

食べたいけど、これ食べると太るんだよなぁ・・・
しかも、これを食べると他のご飯はいらん!!と思うくらいに腹が膨れる。
ご飯を食べて、デザートにこれを・・・なんて思っても食べれない。

ま、ご飯の替わりにこれを食べたら何の問題も無いんだろうけど・・・
友達数人とちょっとづつ食べたら問題無いんだろうけど。

フードセンターで売られているこれは量も少ないのも多いけど
街中で売られているものは、かなり量が多いから買っても食べきれない。

そこで、ママに作ってもらいました

お寿司風の『カオニャオマムワン』




これで、1個単位で売ってくれれば良いのに・・・