山上俊夫・日本と世界あちこち

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暴言は人によって信用失墜行為で処分の対象になり、人によって流儀や個性になるのか

2013年06月13日 09時17分42秒 | Weblog
 復興庁の水野靖久参事官(45)が、「国家公務員」と名乗って不適切なツイートを繰り返したことが問題になっている。13日(2013・6・13)の衆院東日本大震災復興特別委員会で根本匠復興相が謝罪した。
 昨年11月15日、水野氏が福島県川俣町の町議会全員協議会に出席した日には「田舎の町議会をじっくり見て、余りのアレ具合に吹き出しそうになりつつ我慢」とバカにした発言を書き込んだ。今年3月13日の震災復興集中審議の前日には、共産党高橋千鶴子衆院議員にうらみがましいことを書いた。3月7日、市民団体主催の復興をテーマにした集会に仕事で出席した日にも、「左翼のクソどもから罵声を浴びせられた」とツイート。団体理事は、「実際には罵声などなかった。悲しい気持ち」という。ニュースでその集会が放映されたが、あったのは罵声ではなく、きびしい追求だった。その場での水野氏の答弁は、ふてくされた態度で、不誠実極まりないものだった。3月13日には面白い記述もある。「今日の最も重要なお仕事は某党本部の冷蔵庫に缶ビールを補充するなど。その大半は自分で消費するんですが…」と。
 横柄で人を見下す態度の裏側には、政権党の自民党にいそいそと缶ビールを運ぶ姿がある。しかしその大半を自分で飲むのだと公言する。国民を見下すこの人物、自民党本部に入り浸り、缶ビール飲み放題、権力との癒着極まれり。
 水野氏は公務員の信用失墜行為での処分が検討されているようだ。当然だ。
 ここまで書いてくると、どうしても釣り合いがとれない現象が一方にある。いわずと知れた橋下暴言だ。慰安婦・風俗妄言でそのひどさ、人間性の欠如が全国に知れ渡った。知れ渡ったというと、大阪では十分知っていたのかというとそうではない。聞けども聞こえずの人が多いのが実情だった。
 橋下氏は、教育委員会や教員、公務員、補助金を受けている文楽協会の技芸員らを口汚くののしってきた。しかし信用失墜行為で処分されることもなく(自分はタバコ1本で職員を停職に追い込むのに)、逆に、メスメディアから、橋下流などと持ち上げられてちやほやされてきた。大阪のテレビ・新聞の腐敗堕落ぶりはおぞましい限りだ。その中では、毎日テレビ、毎日新聞がまだましだった。毎日テレビの記者への逆切れ質問を呼ぶほど橋下政治に切り込んでいた。こんどの慰安婦妄言でも毎日新聞はジャーナリズム精神を発揮した。だから橋下市長は、『毎日』を低能、アホ呼ばわりした。
 橋下氏は、政治家や公務員はバカ呼ばわりされても、税金で養われているのだから当然だ、反論する機会がある人物は(役立たずの学者と)罵倒されても反論すればいい。しかし一般市民はそうではないので言葉には気をつけろと、維新の市会議員らに忠告している。しかし、今回の橋下慰安婦・風俗妄言をみると、彼が侮辱した相手は、政治家でも公務員でも反論の場を持っている学者でもない。元慰安婦であり、全女性であり、沖縄県民だ。女をあてがわないと収まらない人間なのだと侮辱された男もだ。
 橋下氏は高い支持率を誇ってきたから、ちやほやされ、その地位を追われずに来た。だが参事官が支持率ゼロの一般公務員だから適正に処罰される。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-06-14 23:53:27
橋下徹さんは、教育委員会のことを 「 あの教育委員会のアホ 」「 あの教育委員会のクソ 」と言っていたこともありましたね。

橋下さんは、国民の中で一番ご自分が偉いと思っているのでしょう。

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