山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

シャープがマスク生産開始、政府はなぜ備蓄を全部放出しなかったのか

2020年03月26日 11時18分29秒 | Weblog
 シャープが3月24日からマスクの生産を開始した。2月28日に政府補補助金を使ってマスク生産に踏み切ることを決めたのだという。突貫作業だ。当面1日15万枚だ。他社でも増産体制をつくっており、3月末には大量生産ができる。シャープはまず政府に納入し、生産が増えれば市場に供給する。
 ひとつ腑に落ちないことがあった。それは、3月11日に政府が640万枚備蓄しているマスクのうち、250万枚を医療施設と北海道に提供した。なぜ継続して放出しなかったのかということだ。政府業務のために必要分以外を出したそうだが、医療機関の業務以上に必要な業務が政府のどこにあるのか。しかも400万枚も。いまでも医療機関でマスクの不足が叫ばれている。シャープなどの努力で4月頃から行き渡りそうだが。
 一般市民の生活では、何日も使い回したり(衛生上よくないが)、水で押し洗いして使い続けてしのいでいる。
 医療機関はそんな使い方は絶対しないので今でも足りない。「1日1枚のマスクを医療・介護従事者に!」というネット署名までおこなわれている。
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