山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

昆布森のカキは最高

2014年08月12日 07時44分03秒 | Weblog
 夏に北海道に来たのは初めてだった。帯広駅前のホテルに泊まった。夜連れ立って屋台の街にでかけた。その端の店に入った。十勝の純米酒とカキをたのんだ。昆布森産のカキということだった。生でレモンをかけて食べたが、これがおいしい。大ぶりで、クリーミーでとろけるようだった。能登の岩ガキにならぶものだった。
 北海道厚岸のカキが最高だと今まで思っていたが、これをはるかにこえる。名前の通り、昆布の森の海で育つカキがおいしくないわけはない。カキとは別物といってもいいカキだった。白貝というこの地方の貝もたべた。ハマグリの親戚という感じだ。
 帯広の屋台は、道路に面した建物の外側部分を調理場にし、客席を道路にせり出して設営する。上下水道が完備されているので生ものも出すことができる。まるっきりの屋台ではないから、料理の範囲が広がる。大阪では広い歩道で屋台を出したりすると、2日目くらいに警察に撤去を命令される。
 こんな屋台は若い料理人が独立する近道としていいなあと思った。研究有の帯広式屋台だ。
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