山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

八代英輝弁護士誤り認めず、確信犯

2021年09月16日 10時36分03秒 | Weblog
 TBSの「ひるおび」でコメンテーターの八代英輝弁護士が野党共通政策に絡んで、「共産党は暴力的な革命というのを党の要綱として廃棄していませんから、よくそういうところと組もうという話になるな」と発言した。普通の市民ならこんなデマをいうはずもないし、もつかない。政権寄りの田崎史郎氏ならいうだろうか。決していわない。
 共産党はTBSと八代氏に抗議し、撤回謝罪を求めた。多くの識者も抗議の声をあげた。TBSは13日、「日本共産党の綱領にそのようなこと(暴力革命)は書かれていませんでした。訂正しておわびします」と謝罪した。
 しかし八代氏は「私の認識は閣議決定された政府見解にもとづいたもの」で「一方、日本共産党はそれをたびたび否定していることも併せて申しあげるべきでした。申し訳ありませんでした。」「今後はより正確に、バランスに配慮し、言葉に責任をもっていきたい」と述べ、綱領に書かれていないとはついにいわなかった。 
 八代氏は、「共産党は綱領に暴力革命を書いていてそれを廃棄していない、そんなところとよく組むな」といったのだ。綱領に書いていたのかいないのか肝心の点に触れない。実にずるい。悪質だ。閣議決定に沿って発言したというが、その閣議決定でさえも綱領に書かれているとはいっていないのだ。八代氏は導きの閣議決定さえ飛び越えて綱領に書いてあると断定した。そして共産党はたびたび否定しているからそれも申し添えるべきでした、すいません、でことを済まそうというのだ。とんでもない。TBSと同様、綱領に書いてあるかどうか一度読んで、答えろ。検索すれば一瞬で綱領はでてくる。





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