山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

トランプ大統領が突然、米朝会談中止発表

2018年05月24日 23時46分48秒 | Weblog
 さっき、トランプ大統領が、金正恩委員長との米朝首脳会談の中止を発表した。その可能性はあるかもしれないが、両首脳とも忍耐で会談へと持ち込むと私は予想していたので驚きだ。残念だ。だがこれですべてが無に帰したわけではない。再度、首脳会談への歩みははじまる。これは間違いない。
 なにより、非核化の到達点では一致しており、破談に至ったのは、目標への道筋での対立が抜き差しならなくなったからだ。ここはもう一度冷静に話し合う必要がある。米政権内でも、リビア方式にこだわるボルトン氏に対し、トランプ式という言い方でトランプ氏が柔軟性を示していたから、不可能ではないと思う。核開発の初期段階だったリビアを一気に処理したのと北朝鮮では段階が違うという北の主張はそれなりに道理があり、約束対約束、行動対行動という6か国宣言で言われた方式は実際的だ。
 さらに米朝の間に韓国がいる。この韓国の働き、存在が大きい。情勢をここまで引っ張ってきたのは韓国のムンジェイン大統領だ。トランプ氏によって中止が発表されたからといって、文大統領が、はいわかりました、やめましょうと引っ込むはずがない。文大統領がふたたび、しっかりと、米朝の間に立って非核化と半島の平和体制への転換に向けて行動を起こすに違いない。
 朝鮮戦争以来の大転換なのだから、一筋縄でいかないのだとつくづく思う。もともと無理だったとか、北朝鮮を政治資源として使いつづけたいという下劣な考えに引きずられることなく、日本国民も理性的に対応することが大切だ。  (2018年5月24日夜)
 
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「その案がいいねと君が言ったから25日は獣医記念日」

2018年05月24日 12時42分57秒 | Weblog
 弁護士の渡辺輝人氏がつくった「その案がいいねと君が言ったから25日は獣医記念日」という歌が人気を集めている。俵万智さんの「『この味がいいね』と君が言ったから7月6日はサラダ記念日」が元歌だ。
 2015年2月25日に安倍首相と加計孝太郎理事長の会談で「その案がいいね」と方向が決まった。「相談や依頼があったことは一切ない」の当初からのウソは崩れた。2017年1月20日まで獣医学部応募は知らなかったの追加ウソも崩れた。愛媛県文書は当事者として、その文書はウソが入りようがなく、網羅されている。勝負ありなのに、安倍首相は、会っていない、入邸記録もないと言い逃れる(記録破棄したのに、記録に乗せない入邸、裏口からの入邸あるのに)。自分が認めない限り逃げられると思っている。
 安倍首相はウミを出し切ると今年になっていいだしたが、あんたが一番の膿だと言われた。政府財務省は、国会そして国民を1年以上にわたってあざむき続けたあげく、昨日、森友学園との交渉記録を国会に提出した。佐川氏が廃棄したと言いつづけたものだ。谷査恵子氏が昭恵氏の意を受けて動いたことがことを前に進めた。それが浮かび上がる。
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