山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

オスプレイ配備反対!緊急岩国集会に行ってきました

2012年07月23日 14時03分12秒 | Weblog
 安保破棄大阪実行委員会のバスにのせてもらって、「7・22オスプレイ配備反対・緊急岩国集会」にいってきた。21日は、広島県北部の米軍低空飛行訓練が傍若無人にやれれている地域を視察した。説明してくれたのは、長年この問題を調査し追及している岡本幸信さん。旧芸北町の職員として違法な低空飛行訓練を記録し続けてきた女性にも証言してもらった。
 山口県岩国のホテルに一泊して、22日午前は、集会の実行委員長でもある吉岡光則さんに岩国基地の実態調査の案内をお願いした。日本海軍の基地を接収してできた米軍岩国基地。1962年から海兵隊航空基地となっている。1997年から、2500億円の「思いやり予算」で沖合に基地を移設する工事がすすめられ(1・4倍に拡張)、2010年から運用している。この埋め立てのため、市内の愛宕山を削って土砂をはこんだ(120メートルの山が50メートルに)。削った愛宕山にこれから米軍住宅をつくるというのだから、基地は大拡張だ(住宅も米軍が使用できる施設設備=基地)。オスプレイは今朝(23日)、海上や岸壁での抗議行動を無視して基地に上陸した。オスプレイは、沖縄・普天間配備を狙っているが、全沖縄あげて反対運動が高まっている。8月5日には、宜野湾市で大集会が予定されている。沖縄のバスの経営者団体は片道無料で参加者を運ぶといっている。普天間配備ができなければ(させてはいけない)、オスプレイは事実上岩国配備となってしまう。そして中国山地の「エリア567」「ブラウンルート」と米軍が勝手に名づけている地域で危険極まりない訓練をするのだ。
 22日の集会は岩国市役所前の公園で2時からはじまった。韓国・ソウル市役所前広場での集会のようだ。吉岡さんの主催者あいさつにつづいて共産党井上国会議員の、沖縄からの、四国の低空飛行反対運動の、地元愛宕山などたたかいの報告などがあった。朝は曇り空だったが、かんかん照り。3時からJR岩国駅までのデモ行進。汗だくだ。
 少しびっくりしたのは、テレビカメラの数だ。野田首相、森本大臣がアメリカの腰ぎんちゃくのような動きをしていることが、心ある国民の反発をさらに大きくしている。地元のテレビは特に熱心にデモが終わってもまだ取材をしていた。
 16時前、帰りのバスは出発。一路大阪へ。前日朝出発した新大阪バスのりばに到着したのは21時10分。充実した2日間だった。
 
 
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