山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

タンサンが三つ

2010年03月29日 12時05分03秒 | Weblog
 昨日、ワラビを一束買った。
 去年、大山の麓に行ったとき、山すそでワラビを採った。宿に泊まって、大阪に帰るまで、ワラビは車のトランクで暖められた。家に帰って取り出したら、弾力があったワラビが、なんか筋張っているように見えた。茹でてみたものの、案の定、筋の固まりと化していた。とても食べられなかった。
 その失敗があったので、4時間弱の車中であったが、足元においてできるだけ風を入れるようにした。
 スーパーでタンサン(重曹)を買った。茹でる時、山菜を色よくやわらかく、えぐみを取るためだ。えぐみはむしろ好きなのだが、去年のこともあったので買った。
 揚げといっしょに炊いた。色もよく、やわらかく、とてもおいしかった。
 今日、なにげなく台所の棚をみたら、なんとタンサンが二個あるではないか。計三つとなった。あるかもしれないな、と思いつつ買ったのだが、その通りだった。その棚は、いろんな乾物などがぎっしり入っている。ベトナムのライスペーパー、しまやだしの元、干ししいたけ、丁子扶、五穀米、ケシの実、松の実、くるみ、八ヶ岳のこおりもち、韃靼(だったん)茶、黒豆茶、ベトナムのお茶、ウーロン茶、もち、アルミホイル、コーヒーフィルターケーキ用の紙の枠などありとあらゆるものがつめこまれている。
 魔法の棚みたいなものだ。なんでもでてくる。タンサンのようなめったに使わないようなタンサンが三つもあるのだから。
コメント
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