デザイナーの三宅一生さんが、『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿して、これまで語ってこなかった自らの被爆体験にふれながら、オバマ大統領に広島を訪れるよう呼びかけた(『しんぶん赤旗』7月15日付、『朝日新聞』7月15日夕刊)。
「オバマ氏が4月に核兵器廃絶を訴えたことが、私の奥底にしまっていたものを呼び起こした」ということだ。4月のプラハでのオバマ大統領の核廃絶演説が世論を動かしていることのひとつの例だ。共産党の志位委員長が、オバマ大統領に書簡を送り、返書が届けられたのも大切な行動だった。
7月11日の『しんぶん赤旗』のコラムに、オバマ大統領が26年前、コロンビア大学4年の時に、核軍拡・核抑止論に批判をくわえる論文を書いていたと紹介していた。オバマさんは「核攻撃から生き残る核能力をもつことが相手に攻撃を思いとどまらせる。このゆがんだロジックこそ巨大軍事企業に奉仕する理論だ」と主張していたそうだ。若いときから、相当しっかりした見識を持っていた人だと知ることができた。
今後、世界的な空間で、核廃絶・通常兵器の削減をめざす意見交流がすすむことを期待する。
「オバマ氏が4月に核兵器廃絶を訴えたことが、私の奥底にしまっていたものを呼び起こした」ということだ。4月のプラハでのオバマ大統領の核廃絶演説が世論を動かしていることのひとつの例だ。共産党の志位委員長が、オバマ大統領に書簡を送り、返書が届けられたのも大切な行動だった。
7月11日の『しんぶん赤旗』のコラムに、オバマ大統領が26年前、コロンビア大学4年の時に、核軍拡・核抑止論に批判をくわえる論文を書いていたと紹介していた。オバマさんは「核攻撃から生き残る核能力をもつことが相手に攻撃を思いとどまらせる。このゆがんだロジックこそ巨大軍事企業に奉仕する理論だ」と主張していたそうだ。若いときから、相当しっかりした見識を持っていた人だと知ることができた。
今後、世界的な空間で、核廃絶・通常兵器の削減をめざす意見交流がすすむことを期待する。