山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

昼ごはんの店で

2008年12月19日 09時30分14秒 | Weblog
 昨日、JR塚本から学校へむかう道で、中華の店に入ってごはんをたべた。11時半だったので最初の客だった。もうひとり年配の男性もきた。店は、「桃林」(とうりん)といい、台湾料理で上品な味の小さい店だ。実直そうな主人は、60歳近い。料理の腕は相当だと思う。素人がいうのは変だが。場所は、JR塚本から東へ出て、駅から垂直にのびた道を150メートルほど歩いたところに左手にある。
 年配の男性と主人は親しいらしく、雇用問題など政治談議をはじめた。男性は、その前日、あるおばあさんから、十三にいくのはどっちかと道を尋ねられ、同行して十三の喜八洲(きやす)までつれていった。話しでは、おばあさんは野宿をし、困ったあげく、持っている時計を売ろうと思いついた。それには十三だと思ったらしい。男性は、時計なんか売れないよ、といいながら、かわいそうに思い、ポケットにあった3000円を手に握らせたという。「絶対、パチンコなんかしたらあかんよ」と念を押した。自分もお金ないけど、思わず渡してしまったと言っていた。まなんとか、生活ができているからと。主人も共感した。
 昨日の朝日新聞には、1面に、「日産、非正社員ゼロへ」「自動車12社 削減計1・3万人」という見出しがあった。
 日本社会の底が抜けるような事態が、あちこちで進行していることを実感した。同時に心温かい人たちに教えられた。

 
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1年頑張った銀杏

2008年12月19日 09時17分32秒 | Weblog
 昨夜、11時20分頃帰って、裏の銀杏はとうなったかな?と思って、後ろのベランダに出ると、予想したとおりだった。もうほとんど葉はない。丸坊主だ。一枚も残していない枝もある。それぞれ数枚しかついていない。下のほうの枝はまあまあだが。まあ、しょうがない。そのかわり、狭い庭はいっそう分厚い絨毯になった。
 春に芽を吹き出し、テンプラにしてもよさそうな若い葉を伸ばした頃から、いつも楽しませてくれた銀杏の木だ。ご苦労さん。
 

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