天地わたる手帖

ほがらかに、おおらかに

ドリアンコーヒーはいかが

2019-11-03 05:21:58 | 身辺雑記




赤子ともどもマカオへ里帰りしていた息子の嫁が帰国した。みやげに乾燥芋とドリアンコーヒーを持ってきた。
妻は芋を喜びもう一つは捨てようかという。そんな無茶なとぼくがいただいた。妻はとにかく匂いが嫌い。汗やら雑多な匂いを放つ男とよく結婚などしたものかとときに思う。
ドリアンの原産地は東南アジアのマレー半島だからそこに近いマカオにドリアンはふんだんにあって、レストランではドリアン料理も出す。嫁の母はドリアン料理をよく食べていて顔がつやつやしている。そのせいかは知らぬが。

マカオへ行ったときいろいろな料理をごちそうになったが、ドリアン主体の料理は食べたことがない。3年マカオへ行っていた息子は妻の血をひき繊細で匂いものは嫌い、むろんそれに近づかなかったようだ。今ドリアン料理を食べなかったことが悔やまれる。30代のときカリマンタンへ旅したときドリアンがあったはずなのにナマを食べなかったことも残念である。

コーヒーといってもコーヒーの粉末をミックスしているのではなくドリアンの粉末である。いま粉末ドリアンを湯に溶いて飲んでいる。甘くてかの強烈な匂いはそうない。砂糖を入れたミルクの感じ。
マカオは暑くて湿度はいつも80~90%。舗道を歩くとゴキブリが足の先を逃げる。日本の海辺の舟虫みたいに街に散在していて親近感があった。それを気にする人は皆無であった。

白南風やふがふが聞こえ広東語
懐かしい。ドリアンのナマか料理を食べる機会が俺の人生に訪れるか。