166.6のおちゃめな毎日

バンド166.6のライブ案内、CD情報などのブログです。

PJの音楽徒然草vol.4(JethroTullライブ)

2005-05-12 | CD・ミュージシャン紹介
今日は Jethro Tull の12年ぶりの来日公演を見てきた。
もう一日、明日も公演があるからネタバレしない程度に軽く超個人的レポートを。ちなみに私はJethro Tullのライブは初体験。昔のライブビデオは見たことあるけど90年代以降のライブは音も聴いたことない人です。

いきなり総括ですが、良かったです!
明日、行こうかどうか迷ってる方はすぐチケットを買いましょう。年配のバンドにありがちな「同窓会」的なものかな、と勝手に想像していたのですが、ところがどっこい!現役ばりばりの素晴らしいパフォーマンスでした。
そしてIan Anderson!変態パフォーマーとは思ってましたが、こんな素晴らしい笛吹きだったとは!すいません、侮ってました。Aqualungとかはちょっと高い方の声が出難そうでしたが、今の歳を考えても想像より歌は全然良かった。近年のライブは声の衰えもあってフルート中心のアレンジになってきている、とは下馬評で知ってはいたが、これはいいかも。新旧の曲にあまりに違和感を感じなかった。歳取って多少落ち着いたアクションも、以前みたいに「やり過ぎ!」感はなく、いやカッコ良かった。
バンドも安定した技術とまとまったアンサンブル。個人的にはDoane Perryのドラムが意外な収穫。タイトでいい音してました。特に、かき鳴らしてもガチャガチャと喧しくならない金物と抜けの良いリムショットの音にしびれました。
私の今日のハイライトは Budapest かな。衝撃的に始まったイントロでグッときた。隣の席に座ってた女の子は泣いてた?なんか涙を拭ってるように見えました。ちなみに今日は Thick As A Brick は演りませんでした。明日にとっておくの?

明日はチケットの売れ行きがあまりよろしくないらしく余ってるみたい。今日は SOLD OUT だったのに。
ちなみに私はS席なのに2階席後ろから4列目の一番端の席。この席でS席って、A席はいったいどこなのよ?と思った。この席じゃ盛り上がりようがないよな、と思っていたもののさすがステージが近い渋公!音響も良く楽しめました。

さあ明日(もう今日か...)は166.6もライブだ。はりきって行こう!