ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『誰も守ってくれない』+舞台挨拶

2009-01-24 21:54:17 | 映画
2時間、腕組みしたまま見ていた。

志田未来演じる沙織の兄が少女殺害事件の犯人として逮捕され、刑事役の佐藤浩市は彼女の警護を命じられる。まさに嵐に巻き込まれたような状況に翻弄される家族。メディアスクラムによって、犯罪者の家族が追い詰められるのか、と。

ステレオタイプな描き方があるものの、なかなかいいプロット、ストーリーだったと思う。特に3年前に息子を事件で亡くした柳葉敏郎と石田ゆり子が営むペンションに行くところとか、やや強引な展開なのだけど、ここで被害者家族と加害者家族と顔を合わせることで、物語に奥行きが出来た。これがないと、可哀想ね、で終わってしまうから。志田ちゃんの「抗議の眼差し」は健在で、存在感ありました。

舞台挨拶では8人のキャストと監督が登壇。佐藤浩市が「“守る”がいつの間にか“守ってやる”になってしまうことが怖い」という言葉が印象に残りました。加えて、石田ゆり子と木村佳乃のお美しさにクラクラ。横の扉近くに亀山Pがいたから、踊る3はいつやるんだと訊こうと思ったけど、舞台挨拶終わったらどこかに行ってしまいましたとさ。

で、その上でツッコミを。
・志田ちゃんの“彼氏”の声が女の子みたいでビックリした
・↑それって、テーマ曲歌ってるリベラがボーイソプラノだから掛けてるの?
・むしろ、刑事役の松田龍平こそ犯罪者ヅラ
・やっぱりBGMが大きい
・制作はフジテレビ。新聞記者とネットに悪役を押しつけてない?
・ドラマ版との繋がりがホテルの有料チャンネルのようで、ヤラシイ商売だなぁ