ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『ラブソングできるまで』

2007-05-25 01:10:52 | 映画
まあ、新宿に一人で観に行きましたよ。公開終盤ということもあり、お客は少ないのだが、カップルに前後左右を囲まれてしまった。どうせ、麻疹で休講になった早稲田の学生どもだろうと思ってたら、じゃあ、自分に麻疹がうつされるじゃんとか、誇大妄想の被害妄想に囚われながら、観賞。

元アイドルで作曲家のヒュー・グラントと植木係でやってきたドリュー・バリモアのラブコメ。元アイドルってのがこの映画の肝で、のっけから80年代当時を再現したかのようなPVが流れるんだけど、これが爆笑モノ。ヒュー・グラントのビミョーなファッションと表情、それに腰振りダンス。っていうか、ここだけでこの映画の旨味の8割は占めてるね。『デンジャラス・ビューティー』の監督と聞いて、やっぱそうだろねって思った。

ドリュー・バリモアには『50回目のファーストキス』で、うっかり泣かされてしまった。今作では、ある作家に捨てられた女性なんだけど、ここに重みがないというか。その過去を本にされて、しかも映画化されちゃうとかで。ならいっそのこと自分で監督買って出て、ハリウッドの石原真理子としてデビューしちゃえばいいじゃんとか思ったりして(^_^;

曲を依頼するアイドル歌手・コーラがかなりキてる。ブッディズムミュージック(?)に依存してて、ステージには大仏が。浜崎あゆみもこういう風にすれば、マドンナのパクリだとか言われないのにね。