ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

レオ・マクギャリーよ、永遠に…

2005-12-18 23:51:34 | ザ・ホワイトハウス
昨日の夕刊を見て愕然とした。大統領主席補佐官レオ・マクギャリー役のジョン・スペンサーが心臓発作で亡くなったと。

レオは、バートレット大統領の最高の右腕であり、無二の友人だった。大統領が感情的になったときには冷静に諫め、適切な助言を与えていた。逆に怖じ気付いたときには、厳しくも励ましの言葉を掛け、大統領を奮い立たせていた。その時、レオが"LET BARTLET BE BARTLET"と走り書きしたシーンは、今もありありと思い出される。大統領が農務長官に対して「親友はいるか?」「命を預けられるか?」と訊き、「彼を首席補佐官にしろ」。その瞬間を扉の影でレオが立ち聞きしていたのだけれど、このシーンからも、絆の強さが感じられた。

劇中のレオはアルコールと薬物の依存症だったけれど、ジョン・スペンサー自身もまた依存症だったという。自分自身を重ね合わせるように演じていたのかもしれない。内面から滲み出るような演技の役者だった。

とてもそうには見えないけれど、享年58歳。早すぎる。しかも、彼も出演中だった第7シーズンはグランドフィナーレへ向かう真っ只中だ。ランディハムさんの葬儀後、一人で大聖堂に残った大統領が呟く。「主よ、馬鹿野郎だ。あんたは。」天に向かってそう叫びたい。

ER9-11「友の助け」A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS

2005-12-18 17:57:01 | ER緊急救命室
急性白血病を見過ごしたルカが症例研究会に呼び出される。でも結局ヤケを起こして部屋を飛び出してしまう。患者の母親を見つけたルカは、意識を失うまでの様子を語ろうとしたところをロマノに見つかり、咎められたのだった。ミスだと悟られ賠償金を請求されたら、他の患者の医療費に上乗せされるんだぞ、というロマノの言葉は管理職としてもっともだけれども、ルカの心情も察すると心苦しい。

ウィーバーは腹痛を覚え、自らエコーを当てていたところをアビーに見つかってしまった。画面の胎児の鼓動は止まっていた。いつもの強気な感じから打ってかわって、誰にも気づかれたくない、と処置を受けたがらない彼女の姿が可哀想で。赤ん坊を流産したという手話の手だけ写しているシーンが悲しくて。

プラットは、義兄がトラブルに巻き込まれ苛ついていたのだけれど、カーターが何とか収めた。なかなか、先輩面が板に付いてきたねぇ。

各々の抱える問題が深刻な状況に直面したけれど、数学オタクの少女とか、93歳のハッスル爺さんとか、笑いを誘う変な患者もいたのが救いだったかな。