ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

年初の徒然

2005-01-01 17:13:14 | 日々
大晦日に降った雪がアイスバーンになった道を歩きながら、渋谷駅前で年を越した。オーロラビジョンには何も映らず、ただパトカーのランプと、唸るような声があたりを包んでいるだけだった。カウントダウンも無いに等しく、なんか拍子抜けだった。ニューヨークのタイムズスクエアあたりを想像していたことが間違いだった。

今年の自分のテーマ。
人にとって幸福とは何か、自分にとっては何なのか。

年末の新聞で読んだ金子勝の文章で、「経済格差が二極化しているだけではなく、それが原因で将来への希望の二極化になりつつある」という内容のものを読んだ。さらに「存在を肯定する思想が大切だ」と書かれていた。次の日の椎名誠のエッセイには「経済的に豊かな日本人よりも、貧しくとも必死に生きようとしている途上国の人のほうがいい顔をしている」と書かれていた。

バブルがはじけて十年以上経つにもかかわらず、未だに価値基準が「カネ」というひとつのモノサシしかない状況って、不幸だと思う。人それぞれ、やりがいのある仕事とか、趣味とか、友人とか、子育てとか、ボランティアとか、文化とか、スポーツとか、いろんな人生の幸福価値ってあるんじゃないかな、と。少しそこらへんのことを調べて考えてみたいと思う。