有村優勝

サイバーエージェント・レディース
千葉県鶴舞CC、6400ヤードパー72
最終日
コース記録でV達成
おめでとう：有村智恵
怪我を克服し、コースレコードで完全優勝

有村智恵、韓国のイ・ジウに並ばれ、首位スタートした最終日まで、
初日から首位を譲らず、出だしから3連続バーディーを取るなど、
インで流れが途切れず、7バーディーノーボギーの65で回り、
コースレコードを成し遂げた。通算15アンダー201で回り
今季4戦目で初勝利、優勝賞金1260万円を獲得し、ツアー通算11勝目となった。
横峰さくらが、昨日より6つ伸ばし66で回り、首位と5打差の10アンダー
206で単独2位にはいった。
今季最高の2位、優勝したい気持ちはあるが焦らずやるとコメント、
3位に9アンダー207で、申 ジエ：森田理香子、森田は、今季最高の3位に
食い込んだ、岡本綾子を師匠とするグループの一員で、今季若林麻衣子の
優勝にも刺激され頑張れたと。
5位に8アンダー208アン・ソンジュ：朴 仁妃
7位に7アンダー209リ・エスド：鬼沢信子
9位に6アンダー210若林麻衣子：茂木宏美： 桜井有希：イ・ジウ

2日目
昨日と同スコアー68通産8アンダーで回り、首位をキープした有森智恵、
追い上げてきた韓国のイ・ジウに並ばれ、明日の最終戦を迎える、
一昨年の今大会トップで、最終日を迎えながら優勝を逃がした経験から
今年はと気合いを入れた最終日に復活優勝を見すえた。
3位には2打差6アンダーで申 ジエ：朴 仁妃：
5位には５アンダーで桜井有希：鬼沢信子
7位には４アンダーで諸見里しのぶ：不動裕理：横峰さくら：原 江里菜：
呂雅恵：アン・ソンジュが続き最終決勝ラウンドに進んだ。
先週優勝した大江香織は、５オーバー75で決勝進出できず予選落ちした。

第1日目
昨年左手首を故障していた有村智恵は不安を抱えながらの出場、宮城
東北高の先輩宮里藍の米ツアーでの優勝に刺激されたのか、68で回り
4アンダーで韓国の全美貞：朴仁妃の3人が首位発進となった、
４位に1打差の3アンダー69で、6人横峰さくら、原江里菜：俵　純子：
呂　雅恵：キャンベル：チェン・ミンエンが続き、
10位も１打差で2アンダー上原彩子：馬場ゆかり：不動裕理：福嶋浩子：
鬼沢信子：イ・ジウ混戦模様のなかでも、昨年優勝の不動が不気味な
存在である、上田桃子は72で回り26位、前週優勝した大江香織は
82位で大きく遅れた。

中日クラウンズ

愛知県名古屋GC和合6545ヤードパ－70
最終日
優賞したのは、I・J・ジャン（韓国）

首位と2打差4位でスタートしたI・J・ジャン66で回り通算8アンダー、
272で、2位に2打差をつけ、今季初優勝を成し遂げた。
ツアー2勝目、賞金2400万円を獲得した。7年ぶり日本ツアー優勝を果した
39歳のジャン、前回大会2位に終わった雪辱を果し、名古屋も和合も大好き
だと語り、米国に家族の妻と息子を残し戦っているが、後輩で同郷の
金庚泰：襃相文が、賞金王で頑張っているのも刺激になったようだ。
2位には、６アンダー274で、スティーブン・コンラン（オーストラリア）
白 佳和、
４位には、４アンダー276で、谷原秀人：プラヤド・マークセン（タイ）
6位には3アンダー277で、久保谷健一：野中　茂：李　京勲：S・K・ホ：
J・B　パクが続いた。
期待された石川遼は、70とスコアー伸ばせず、高山忠洋らと共に
通算2アンダー11位に終わった。

3日目
4打差をつけスタートし独走かと思わせたスティーブン・コンラン,
スコアーを伸ばす事が出来ず、追い上げてきた明日の最終日に、
ツアー初勝利に向かう、白 佳和に並ばれた。
首位と1打差5アンダーで、3位に躍り出たのは高山忠洋、2000年に
ツアーデビューを飾った思い出のトーナメント、昨年の賞金ランキング
2位の高山が、大会初優勝を虎視眈々と狙いを定めた、この和合の
特徴でもある砲台グリーを囲む複数のバンカー、プロ泣かせを克服
するには、先輩青木に「砂遊びが足りない」と言われ随分とバンカーの
練習を重ねてきた、最終日は「こつこつ言って、最後に噛み付くくらいで
いきたい」と最終日を見据えた。
2位でスタートした久保谷は73で回り順位を大きく落とした。
4位首位と2打差4アンダーで追い上げる、野仲　茂：I・J・ジャン：
J・B・パクらに続き、7位に、小林正則：谷原秀人：河井博大：
マークセンらが並び最終日も混戦のようだ。
石川遼は、首位と4打差、明日の最終日の巻き返しに期待したい。

2日目
首位と1打差でスタートしたコンランが、好スコアーの65で回り
通算131で、2位に4打差を付け単独首位に立った。
1日目首位の久保谷健一は2位をキープした、さらに2打差の3位に白 佳和と
追い上げた河井博大が並んだ、石川遼は71で回り通算でアンだパーとし、
12位で決勝ラウンドには進んだが、巻き返しは厳しい状況となった。
アマチュアの伊藤誠道は通算3オーバーの37位で決勝進出した。

第1日目
40歳の久保谷健一5アンダー65で単独首位に立った2年ぶり制覇を狙う
石川遼は69で回り1アンダー11位につけた2年前この大会で、世界記録と
なる驚異の最少スコアー58を出したコースでもある大会だけに期待も大きい。
先週優賞した藤田寛之は2オーバー37位スタートとなった、
横尾要が初日イン13番のパー3で、ホールインワンを達成した。
2位に4アンダーコンラン：白 佳和：白潟英純　５位に3アンダー山下和宏
6位に2アンダー、スメイル：横尾 要：河野晃一郎：JB・パク：金 聖潤

無罪の判決

民主党のお家騒動、これで終息するのか？
　
小沢一郎元代表が「政治資金規正法違反」の罪で強制起訴された
裁判の判決が、東京地裁104号法廷で大善文男裁判長が、張り詰めた
緊張の中で「主文、被告人は無罪」と一息に告げた。
この判決は、国民はもとより政界に与える影響、特に民主党にとっては、
今後の党内状況を大きく変える問題だからだ、この判決を受けて、
民主党輿石幹事長はこれに即刻応え、党員資格停止処分の解除を、
党役員会で提案する方針であると明言した。
　
しかし、これに異論を唱えたのが、前原誠司政調会長は早々の解除に、
慎重な姿勢を示した。「日本は三審制だ、判決が下されたと言っても、
指定弁護士が控訴するか判明していない」現状では拙速すぎるのでは
ないのか、この後の指定弁護士の状況を見定めてからでも、遅くは
ないのでないかと会見で語った。
この裁判もともと、３憲分立、司法で不起訴と下した審判に、検察審査会で
２度の強制起訴された裁判、不起訴を覆えし、有罪を得るの困難な裁判でも
あったはず、秘書が３人も有罪を受けてはいるが、司法（裁判所）と
国民感情とでは、あまりにも乖離した判決と思われても、裁判では100％
間違いないものでなければ有罪に出来ない。
この現実を思い知らされた判決でもあったようだ。
この判決を受け、民主党内は、不退転でやり抜こうとする、消費税増税
ありきの野田総理大臣と、増税反対派の先鋒小沢一郎元代表は、
今、消費税増税はやるべきでない、現況の経済状況の中で、まして、
先の選挙の時、民主党が国民と交わした、政権交代時の国民との約束、
選挙でマニフェストにも示さなかった消費税は今やるべきでない、
選挙当時の原点に返り、忠実にマニフェストの再見直しで国民の信頼を
取り戻すべきと、政策面を鮮明にして居り、大きく消費税増税賛成派の、
前に立ちはだかったようだが、現、野田政権これからをどう乗り切るのか、
党内妥協には、小沢派の選挙に弱い、新人議員に解散をちらつかせ、
動揺を誘いながらの綱渡りの政局、消費税増税法案は先行き不透明の中で、
野党自民党：公明党いずれかに大きく政策を妥協しながら、連立も模索し
ながらの後半国会、益々目が離せなくなってきたようだ。
そこへ、福島の放射能漏れに対し学習せず、大飯原発の再稼働問題。
国内産業を考えず、農家本位のTPP問題。米軍普天間飛行場固定化に
繫がる移設問題。中国が主権を唱える中で東京が尖閣三島の購入問題。
参議院で問責を受けた2閣僚問題。
北朝鮮のミサイル発射「速報すべきだった」と検証チームが言った
危機管理問題。
消費税にのめり込み一体改革派はそのままに、先の見えない国民の
不安をあおる民主党に政権を委ねたが、前政権自民党より最悪の政党を
選らんだ国民もここが限度、国会議員は「党利：私利」が先にたち、
今、選挙をやる時ではない「政治空白すべきでない」と言うが、
このままわけの判らぬ国会運営のほうが、よほど国民には、無駄な
空白を作っているとしか映らない。
この国の領土と、国民の生命財産も守れないような、「民主党政権」に、
おさらばしよう。

早く各政党の心ある議員は、烏合の集団から抜けきり、「国民の為の政治、
身を切ってやる覚悟、国民の為になる政策集団」の正統派「政策重視の
政党」を目指してほしいものだ。
良識ある衆参国会議員に期待したいものだ。