Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

とんでもない奴が現れた! それなのに・・・

2009年11月05日 20時13分47秒 | F1
本当は真っ先に言いたいこと言いたいことがありますが、今はグッと我慢して、アブダビGP決勝でブラウンGP以外のチームについて書かせていただきます。
ですが、これから書く記事はクソ長いので、先に申し上げておきます。
ごちゃごちゃ抜かすことをお許し願います。


まずはさておき、明るい事から。
最終戦のアブダビで、とんでもない新人が登場しましたからね。
とんでもないです。
こんなに驚愕したのは、いつ以来でしょうか?
ひょっとしたら、1994年の片山右京さんまで遡らなければいけないかもしれません。
琢磨の2002年鈴鹿以上です。
(感動という点では一番ですが、驚きという点ではです。琢磨の鈴鹿が2戦目だったら、同等の驚愕だったと思いますが、あの時は最終戦でした。しかも鈴鹿は、琢磨にとってSRS時代に走りこんだ、よく知るコースだったこともありますし)

私をそこまで驚愕させてくれたのは、もちろん小林可夢偉君です。
デビュー2戦目で6位入賞。
これだけを見れば、そこまで驚くほどか? と言われそうですが、内容が規格外でした。

何から書けばいいのか解らないですけど、全てが凄かったと思います。
スタート後の攻め方、防ぎ方。
レースペース。
タイヤマネージメント。
チャンピオンの料理方法。
持続できる集中力。
冷静さ。

唯一欠点を挙げるならば、ピットストップして、ソフトタイヤを履き換えた直後の数ラップが、中々タイムが上がらなかったことでしょうか?
でも新しいタイヤをいきなり酷使したら、最後までもたないという計算の元でのあの抑えぶりなら、それもまた期待に膨らみます。

本当にレースペースと、それに伴うタイヤのマネージメントに凄さを感じましたね。
燃料が軽くなればなるだけ、タイムも上げていく。
毎ラップのように、タイミングモニターの数字が緑色に輝くあの走りは、ほとんどの時間鳥肌が立ちっぱなしでした。
しかも遅いタイムで推移しているんじゃないですから。
時間帯によってはコース上で最速の数周もあったんです。

ハッキリ言わなくても新人に1STOP作戦は難しいミッションです。
ずーっと、2STOP組が、最終のピットストップを終えるまで、プッシュし続けなければいけないんですから。
それをトップドライバーのペースでやり遂げたんですよ。
これは単なる速さだけでは出来ないことです。

ここまで完璧に1STOPを決めれるのって、パターンにはまった時のグロッグですよ。
『な~んだ、グロッグ程度か』という人は、ライブタイミングをきちんと見ていないのではないかと疑ってしまいます。
簡単に出来る芸当ではないです。

それを可夢偉君は、デビュー2戦目でやってのけたんです。
たった2戦目ですよ?
しかもチームメイトである、大ベテランのトゥルーリの前でフィニッシュしたんです。
トゥルーリは時にレースペースにムラがある場合があります。
でも今回はそんなことは無かったのではないでしょうか?
その彼に、6つ後ろのグリッドからスタートして勝ったんです。
手放しで評価していいと思うんですが。

そしてバトルも凄かった。
まずはスタート時のライコネンとの攻防。
普通の新人だったら、スタートの上手いライコネン相手ですから、あっさり抜かれるか、無理して突っ込んでドカンですよ。
それが非常にクリーンでかつ、ぎりぎりの距離を保って、彼のKERSを駆使した攻めを凌ぎましたからね。
これがなければ入賞出来ていなかったかもしれません。

そしてバトンをパスしたこと。
芸術品のような攻防、そして抜き方だったと思います。
非常にクリーン。
アウトからイン、インからアウト。
なぜあんなに冷静に対処できるんでしょうか?
こちらとしても、抜かれたけど清々しい気分にさせてくれました。

2戦目でこの内容です。
もっとタイヤのことや、予選での一発のタイムの出し方を学べばとんでもない存在になるかもしれません。
俄然来季に期待が掛かるわけであります。


ですが・・・
ですが・・・


あとはレギュラーの座について、来季は大暴れするだけというところで、トヨタがF1からの撤退を発表。
Hondaに続き、日本の企業がまた撤退です。
BMWも含めると、1年の間に3社撤退。(SAF1はメーカーではないので、ここでは数えないことにします)
不況の波はF1界を飲み込み続けています。
ブリヂストンも来年一杯で撤退。
ショックですよ・・・
撤退の嵐が吹き荒れています。

苦しいから仕方がないのでしょうか。
しかし、今回の撤退で思うことがあるのも事実です。
まずはいつからこの撤退が決まっていたのか? ということです。
新興チームが来季、一気に4チーム増えることになってますが、最初からこうなることが解っていたから、増やす措置を取ったのでしょうか?
ルノーも危険性がある。トヨタ、BMW、ルノー。
となると、10チーム-3+4=11チーム。
丁度いい数字になります。

トヨタは前々からクビカを獲得したい意向を示していました。
しかし発表されたクビカの行き先はルノー。
どう考えてもおかしいと思ったんですよ。

いくらトヨタは未勝利で、勝つことに対するノウハウは持っていないとしてもです。
トヨタ以上に業績が酷いルノーに、今季はさらに八百長が明るみになりました。
普通に考えれば、ルノーは泥船なんじゃ? と考え、それならまだトヨタの方が・・・と思うのですが。
それでもクビカは早々にルノーを決めました。

これはもう、F1村の中ではトヨタ撤退は公然の事実となっていたんだと思います。
山科氏は開幕前、「開幕4戦の内に初優勝」と言っていたので、これが結果を出す最終期限だったのかもしれませんね。
とにかく撤退は解っていたことだったのではないでしょうか?
だからドライバー達も、トヨタは眼中になしのポーズ。
いや、眼中に入る入らない以前に、存在しないんですからね。
そしてこの撤退発表です。

そんな大事なこと、チームの上層部が知らないわけがありません。
逆に現場の人間が知らないで、『ビックリした』なんて言う首脳陣がいたら、それは組織として終わっています。
解っていて、やれライコネンが・・・とか、可夢偉は有力・・・とか言っていたということでしょう。
なぜそんなことをする必要があったんでしょうか?
それなら潔く、BMWのように前々から公にすべきだったと思うのですが、この考えは低脳すぎるんでしょうか?

低脳で結構。
周りの人間を裏切るより、よほどマシだと思います。
Hondaの時は本当に切羽詰まって、急転直下で決めたように感じましたが、今回はムカムカが強いです。
撤退は決まっていて、この一年でF1村に対する撤退の根回しをしていたんだろうと感じずにはいられません。

だからといって、いきなり辞めますというのも人道にもとりますが、これはこれで黒い気がします。
それならもっと前の段階で公表してほしかった。

そして今回の場合はHondaの時やBMWとは違い、売却もしないとのことです。
従業員の将来も幕を引くことになるんでしょうか?
不憫です、可哀そうです。
TMGは存続すると言っても、F1に関する業務はまったく無くなるとのこと。
設備は転用できるでしょう。
でも従業員は、畑違いの仕事をやらせてもらえるんでしょうか?
『君たちの経験はもういらないから、別の人雇うよ~』なんてことは絶対に無いですよね?
そこをまず第一に考えてほしいです。
こんなところで私が叫んだところで、どうにもならないんでしょうが・・・


そしてどうして完全に止めるしかないのか?
スポンサー料と分配金をメインにして、規模と予算を縮小してでも継続する道は取れないんでしょうか?
そんな圧縮した体制で勝てるわけがないし、それじゃあ無意味だということなんでしょうか?
しれがメーカーの面子云々だと。

景気の良い時は資金を湯水のように使い、不況になったら閉店しておしまい。
もちろん会社は利益を上げることが目的ですし、赤字を膨らませることは回避させなければいけないのは、経営する上で当然のことです。
でも・・・
切るという道しか取れないのって、どうなんでしょうね?
本社の役員の方々の仕事って、そういうことなんじゃないんですか?
他の道って絶対ないんでしょうか?

所詮私は外野から喚いているだけですから、単なる文句になってるだけなのは否めませんし、少々短慮なんだと思います。
でも言ってしまいました。
しかも一貴君や可夢偉君に対して、サポートは続けるけど、資金面の援助はまったくしないと言ってます。
それで新人のドライバーが現代のF1でシートを得られる世界なんでしょうか?
じゃあサポートって他に何をしてくれるんでしょうかね。
良い将来が訪れることを願ってやみません。


ただ、ここまでトヨタに対する否定的なことばかりを書いてきましたが、やはりそれだけではないと思うのも事実です。
トヨタに感謝の部分ももちろん有ります。
Honda無きあと、唯一の日本チームとして、一年だけとはいえやってくれました。
可夢偉君に対し、せめてもの罪滅ぼしと言うべき、2戦を走らせてくれましたし、ウィリアムズにエンジンを供給して一貴君も2年間走らせましたからね。

それでこの時期に撤退。
トヨタも不憫だと言えば不憫だと言えるかもしれません。
1年で3社。
もうここまで各メーカーにそっぽを向かれるということは、メーカーにとってF1という舞台が魅力でないということもあるんだと思います。

時代はエコ。
特にHondaやトヨタなんかは、電気自動車やハイブリッドカーに技術を注いでいるのではないでしょうか?
ヨーロッパのメーカーはディーゼルですか?
企業が向かいたい方向と逆の方へ向いていれば、本業の新しく造りたい市販車の開発にはほとんど転用できない事に、二重に資金を投入することになるわけですから、それなら本業じゃない方を切るでしょう。
同じ方向を向いていれば、もう少し思いとどまると思うんですが。
でもそうすると、既存のプライベートチームの培ってきた技術が無駄になる部分が出てくるから駄目なんでしょうかね。
難しい問題ではあります。

FIAも毎年訳の解らない、劣化するレギュレーション変更の繰り返しで、ただ単に『コスト削減するんだ~』なんて細かい妥協点を見出さずにバッサリごり押しするんじゃなくて、フォーミュラーと言う世界の根本を見直す時期に来ているのかもしれません。
いや、すでに3社が撤退するんですから、もう手遅れかもしれませんが・・・
近年の安全性の著しい向上は素晴らしいです。
同じように素晴らしい規定を真剣に考えなければいけない気がします。

もうこのまま、ジリ貧の撤退、撤退を遠くから眺めているだけなんでしょうか?
そして、フェラーリ意外はプライベーターしかいなくなるので良いのでしょうか?
フェラーリエンジン:1、コスワースエンジン:その他全部 で仕方ないんでしょうか?
ルノーもメルセデスも撤退の噂は消えてません。
いや、むしろ騒がれていますよね。
不況だから仕方ないんでしょうか?

いや、ひょっとしたら、こうやって消える者は消え、代謝していくのが正しい姿なのかもしれません。
低知能な私には、正解は解りません。
でも、普通ではないと思います。
新会長のジャン・トッドさん。
この危機を乗り越えてほしいです。
バーニーさんも利益より大事なものがあると思います。(長い目で見れば、それが利益につながるわけですし)


序盤はマシだったかもしれませんが、中盤からの拷問記事はこれで終わりです。
思いのたけを垂れ流してしまいました。
別に私は、自分の考えていることの全てがこの世の真理だなんて、思い上がっていないつもりです。
間違っていることの方が圧倒的に多いです。
でも書いてしまいました。
もし最後まで読んでくださった方がいたら、本当に気分を悪くさせてしまったと思います。
長々と申し訳ありませんでした。

ブラウンGPの時のような、生まれ変わる期待すら持てないのが辛いです・・・


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん (parc)
2009-11-05 20:28:13
なんか、ココまで引っ張った意味が分からなくて
釈然としない状態です。

ハルイチさんの仰るとおり、ず~っと前に撤退は
決まっていたんでしょうねぇ。
一貴や可夢偉をF1のマシンに乗せたことは
評価できますが、可夢偉の場合は
まだ始まってもいない状態ですから
今後どうなってしまうのか、心配ですよ。

たった2戦走で、2戦ともインパクトのある
素晴らしい働きをしてくれたので、
何とかF1で走らせてあげたいものですねぇ。

トヨタの買収もホンダの時より、
期待が出来ないのは同意ですなぁ。
返信する
私もそれ思いました (lucino)
2009-11-05 21:49:01
アブダビという中東での1日・・・・・
そんなに即日片付けて発てるわけもないのに・・・4日には東京で山科さんも揃って記者会見
何もなければこんなに早く東京に戻るはずもないのに・・・・たった3日後には東京で記者会見
事前に山科さん・・・知っていたんじゃ・・・・って思います
まぁ、山科さんその間必死に抵抗をしていたのかもしれませんけど・・・・・
あとこのわずかの間に撤退を発表しないといけなかったのはTOYOTAの中間決算を公表前に発表しないといけなかったのでしょうね
現に新聞の経済欄を見てたらTOYOTAの赤字が減ったって言うニュースが見事すぎるタイミングで報道されていましたね、恐らくはTOYOTAF1で浮いたお金を数字的にも利益に加算したのでしょう
加算してしまった以上は、TOYOTA F1撤退発表をいち早くしないといけない・・・こういうシナリオだったのかなって疑っています

それにしても、ようやく日本人初優勝もありえるようなドライバーが産まれたのに・・・後はポイですか・・・
可夢偉も一貴もTOYOTAの広告塔という役目も背負いつつ戦ってきたのに・・・・
TOYOTAの販売員スタッフは守っても彼らはリストラですか・・・・
資金のないサポートなんて我々ファンの方がよっぽど出来ると思いますけどね。
デンソーから金を出すように頼むとでも
こんなサポートなんて口だけとしか到底思えないですよね

もともと曲がらない車として市販車そのものから嫌いだったTOYOTA・・・・・
R・シューマッハが走っていた頃も注目する気もなかった・・・・・

山科さんのTOYOTAで少し魅力を感じて・・・・

可夢偉でTOYOTAを応援してもいいかなって思っていたけど・・・・

やっぱりTOYOTAは嫌いな部類に入りました
こんないきなり脈絡もない中途半端な撤退。
もともと欧州の自動車販売ライバルのHONDA相手に見栄を張るつもりでF1をやったのでしょう
F1を本気でやるつもりだったら1勝してから引き上げるはずでしょうからね

エコカーを開発・販売するつもりで撤退するというTOYOTAさん・・・・
それに報いるつもりで私は彼女や嫁さんが出来て「TOYOTAの某がいい」って言ってもTOYOTAの車は絶対に買わないですけどね


ああ~~可夢偉と一貴がかわいそう~~~

あと、日本人がようやくF1で1勝あげるかもって期待していた日本のF1ファンに対してもかわいそう~~
返信する
Unknown (アンジー)
2009-11-05 23:28:45
可夢偉選手、本当にすごかったですね。
途中タイムが落ちた時もありましたが、ペースを上げろと言われたらちゃんと上げてましたもんね。
来季トヨタで走ってくれたら、と本当に楽しみでした。
善意に解釈すれば、山科さんは知っていたけど、何とかアピールして上層部の決断を覆そうとしていたのかもしれません。
でも、それならそれで、上は撤退と言っているということを告げておくのがフェアだったでしょうね。
BMWのように来季のパーツもどんどんつぎこんじゃえば1勝ぐらいできていたかもしれません。
今はすべてが自動車業界にとっては逆風ですね。
思い切って、時速300㎞で走れるエコカーを作るしかないんでしょうか。



返信する
Unknown (303)
2009-11-06 13:12:41
可夢偉君、難しい1ストップで見事に6位入賞というのは結果だけを見てもすばらしいですね。
内容も、ライコネン、バトンというチャンピオンに対してのバトル、ラップタイム、タイヤマネジメントが光っていましたよね。
可夢偉君なら日本人最高位記録を作ってくれるかもしれないという期待を持たせてくれました。
本当はトヨタで走って、優勝してくれれば良かったのですが、まだ他のチームでも走れる可能性がありますよね。
若いですし、今後も楽しみにしたいと思います。

トヨタの撤退、残念です。
私はほんの少し関わりがあることなのであまりコメントはできませんが、本当に経営が苦しいのだということがわかります。
ただ、上層部の判断や発表の遅れには納得のできないところがあるのも確かですよね。
自動車産業の課題はエコですし、購入していただけるお客様あっての自動車会社ですから、F1からの撤退は仕方のないことといえば仕方がないと思います。
フェラーリのように、F1に参戦する為に車を売っているわけではない自動車会社がほとんどですからね。
ルノーも12月に来シーズンの参戦について発表することになっているようですが、さすがにドライバーとも契約していますし撤退はないと思いますが、正式発表までは正直わかりませんよね。
F1が抱えている問題は相当大きいものですね。
ジャン・トッド会長に期待して待つしかありませんね。
返信する
「言葉」って大切 (真衣夢)
2009-11-06 17:37:02
TOYOTA撤退については、いろいろと思うことがありますが、今は、TOYOTAに感謝です。

話はずれるかもしれませんが、世の中が「不況だ~、不況だ~」って騒いでいて、それが大きくなってしまった感がなくもないような気がするのは、私だけでしょうか?

ここ数年のF1はドタバタ続きが続いたけど、「これは、F1にとって、新しいステップ」と信じます。

もちろん、中嶋一貴くんと、小林可夢偉くん、そして、佐藤琢磨くんにとっても・・・。
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>parcさん (ハルイチ)
2009-11-06 20:37:13
コメント、ありがとうございます。
こんな記事にお付き合いください、申し訳ないです。
本当になぜここまで引っ張る必要があったのか、全然意味が解らないですよね。
釈然としないですよ・・・

やはり撤退はある程度前に決まっていたと思うのが自然ですよね。
日本人ドライバーを乗せたことは有難いことですが、その期間は短すぎたと思います。
特に可夢偉君は、他のチームにこれで評価を求めなければいけないんですから、苦しいすぎるでしょう。
それでも最終戦のあのインパクトは強烈でしたから、手を挙げてくれるところが出てくれればいいのですが・・・

F1に対応できる(というか、F1ではより自分の力が出せる)ことを証明してくれたので、今は祈って待つしかないのでしょうか。
日本のF1に夢が見れる結末をと思います。

トヨタは今回、Hondaの時のように売却する意向はないようです。
チームの存続が絶たれた今、暗い感情ばかりが渦巻いています・・・
返信する
>lucinoさん (ハルイチ)
2009-11-06 20:38:22
コメント、ありがとうございます。
こんな記事にお付き合いください、申し訳ないです。
やはりこの撤退は、上層部は事前に知っていたということですよね。
じゃないと、逆におかしいです。
確かに山科氏は必死に抵抗をしていたのかもしれませんが・・・

中間決算の前のための発表は、十分考えられますね。
むしろ、それがメインなんでしょう。
HondaがSAF1を切った時と同じだと思います。(SAF1のは状況的予想でしかありませんが)

それにしても、せっかく勝てそうな人材が出てきたのに、見捨てるこの姿勢。
私には理解できません。
せめて本当の意味でのサポートは出来るでしょうにね。
もしF1のシートを得られなかった時は、他のカテゴリーでの仕事を紹介するくらいはするのかもしれませんが、今必要なのはF1での席ですからね・・・
なにが『トヨタの悲願』だ! って昔のたわ言を思い返している次第です。

デンソーも赤字らしいですから、スポンサーは期待できないかもしれません・・・
『サポートは続ける』なんて、口では何とでも言えますしね。
R.シューマッハが走っていた時のトヨタは、超が付くほど嫌いでしたねぇ。(笑)
私も今後もこれまで通り、トヨタ車は買わないことと思います。
Hondaの時もそうでしたが、色々な人の期待や信頼を裏切ったことは大きすぎます。
せめてブラウンGPの時のように、後継チーム誕生の支援くらいしろと、この無責任集団に言いたいです。
返信する
>アンジーさん (ハルイチ)
2009-11-06 20:39:19
コメント、ありがとうございます。
こんな記事にお付き合いください、申し訳ないです。
可夢偉君は本当に凄かったですよね。
あの走りは、ベテラントップドライバーのそれでした。
本当に楽しみな存在が現れたと思ったんですが・・・(もちろんF1に残れることを期待してますが)

山科氏はこの決定をなんとか覆るように動いていたのかもしれませんね。
それでももっとオープンにしておくべきだったと思うのですがねぇ。
フォーミュラワンではなく、エコワンという新しいカテゴリーが必要なのかもしれません。(苦笑)
返信する
>303さん (ハルイチ)
2009-11-06 20:41:06
コメント、ありがとうございます。
こんな記事にお付き合いください、申し訳ないです。
可夢偉君の走りは称賛に値しますよね。
全ての面で輝いていました。
他チームで走れることを願ってやみませんよ。
若いですし、手を挙げてくれるところがあると期待するしかないのでしょうかね。

トヨタは残念ですし、悔しいですし、憤りも感じます。
303さんは色々難しい部分があると思いますし、真実はもっと違うんだよ言いたいのかもしれません。
それでもせめて、もう少し早く伝えてほしかったですよね。
F1のために車を売ってるフェラーリは特殊すぎますし、事業が苦しくなれば撤退して当然という考えが、F1に興味のない上の人には当然の考えなんでしょう。
それでも・・・

ルノーも怪しいですし、F1が抱えている問題は根深いものがあると思います。
この時期にジャン・トッドが登場したのはせめてもの明るい材料かもしれません。
この荒波を乗り越える手腕に期待して待つしかないですね。
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>真衣夢さん (ハルイチ)
2009-11-06 20:48:12
コメント、ありがとうございます。
私の偏った独り語りで気分を害されたことと思います。
申し訳ありませんでした。

トヨタも良いことはしてくれたと思うんですが、この引き際にしろ、もう少し良いやり方があったのではと思えて仕方がなかったです。
情報公開にしろ、サポート方法にしろ、と。

2年前までは年間2兆円の利益を上げていた(売上じゃなくて、利益でですからね)トヨタが、ここ2年は赤字ですから、やはり不況なのは間違いないんですけど、確かに私もよく耳にする、『100年に一度の未曾有の大不況』という言葉は言いすぎなんじゃ? とは思います。
それでも赤字は許されることじゃないんですよねぇ・・・

とにかくこれが新たなステップとなって、今度こそ良いF1になってくれれば救われますよね。
私も信じたいです。
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