Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

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アブダビGP決勝 有終の美は飾れたんじゃないでしょうか

2009年11月02日 23時22分25秒 | BRAWN GP
アブダビGP決勝について書かせていただきます。
結果はバトン様が3位表彰台、バリケロさんが4位入賞と、レッドブル勢の直後でフィニッシュでした。
感想は一言でいえば良かったのではないでしょうか?

上位陣の中では軽い状態でのスタートでしたが、良いペースを刻み、予選と同じレッドブルの後ろでフィニッシュしてくれました。
そりゃあ欲を言えば、勝ってほしかったですが、それでも表彰台〆は喜ぶべき結果だと思います。
バトンとウェバーの戦いは非常に熱かったですし、あと一歩のところまで追いつめました。

特に第3スティントのバトンは鬼気迫るものがありましたよ。
第3スティントでは彼が最速だったと思います。
さすがはチャンピオンという走りをここでも魅せてくれたんじゃないでしょうか。
消化試合ではなく、最後まで一つ上の順位に向かって攻める姿勢は、来季以降にも非常に期待させてくれますよ。
プレッシャーが無くなったのも良かったのかな?(笑)

さて、これで今シーズンの戦いは終わりました。
コンストラクターズ172ポイントは、資金力の規模を考えると、とてつもない数字だと思います。
確かに後半戦は苦しかったですが、それでも後半の9戦で67ポイントを獲得しています。
レッドブルの79ポイントには負けますが、それ以外のチームには勝っていますし。
マクラーレンでさえ58ポイントですから。
ドライバー二人も含めたチーム全体が勝負ですから、誇っていい成績ですよ。
来季も良い意味での胃がキリキリするシーズンを希望します。(笑)

で、来季の話になるんですが、チャンピオンチームにも関わらず、まだドライバーラインナップは全く決まっていないのが現状です。
バトンは決まりというような話が最近になってようやく聞かれるようになりましたが、大丈夫ですよね?
台所事情は苦しいでしょうが、ヴァージンを切ったというくらいですから、それに代わる、それ以上の良い話が入ってきているんだと思いたいです。
そして強力なパートナーを得て、チャンピオンドライバーに気持ち良くサインさせてあげてほしいのが私の心情です。
きっと大丈夫。


ですがもう一方のバリケロさんが、どうも移籍が正式に発表されたようですね・・・
行き先は当初の噂通り、ウィリアムズ。
この事実はハッキリ言って残念ですし、辛いです。
このチームがここまで創られたのは、バトンだけでなく、バリケロさんの力も非常に大きかったと感じていますから。

しかもあの人間性ですよ。
時々ふてくされて、胸の内を思いっきりぶちまけたり、敗戦濃厚の状況になったらペースを落としたりと、『おい、ちょっと待て~』と言いたくなる時もありましたが、でも気持ちのいい人だと思います。
あの年になっても、良い結果が出た時、あれだけ素直に喜びを表現できるのは素敵だと思いますしね。

本当に辛いです。
でも彼が決断したことですから、我々は温かく送り出さなければいけないんでしょう。
ありがとう。

Hondaに来てから4年間ですか。
酸いも甘いも共有してきた彼。
バトンとのコンビ、良かったです。
最高のコンビでしょ? この二人。
私の中で、この黄金コンビは忘れられないことと思います。
次はウィリアムズで、気持ちの良いバトルをしましょう!


とにかく、チャンピオン獲得。
最高のシーズンでした。
今振り返ってみても、本当に最高で信じられないです。
改めて、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。