吉敷(よしき)川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

コフキクロチャワンタケ

2018-07-30 | Weblog
 昨日の台風12号は鳴り物入りであったけれど、中国路を西に下る頃には、勢力が衰え、雨も風も、想定を遙かに下回った。
 わが山口市では、雨がほんの少し降っただけで、風はそよともしなかった。

 結果的に山口県を貫いたけれど、風も雨も拍子抜けで、安堵の胸をなで下ろす。だが、二十日ぶりの雨が、あまりに少なかったのにはがっかりである。

 上陸時の勢いそのままのシュミレーション図では、山口県の雨風は、恐ろしいほどのものであったが、台風は陸路を苦手とするらしく、山口県を通り抜ける頃にはよれよれであった。

 高潮時の三重県などの被害はやや異常であったが、東から攻めてくる台風は、山口ではそれほど気にしなくてもいいように思った次第。


 さて、雨が降ったからといって、すぐきのこが出るわけではないが、雨上がりには、やはり野を歩きたくなる。

 昼食をクーラーに入れて、秋吉台へ向かう。空を仰げば、あくまで青く、そしてその空を限るように、白い積乱雲のコントラストは、遠い青春の匂いがする。

 森へ踏み入る心の高ぶりも、やがて失望に変る。あちこちと何カ所か徘徊するも、きのこはまるで少ない。

 でも久しぶりの湿った山野は、なんと愛おしいことか!
  「今日のきのこ」
  
  マンネンタケ Ganoderma sichuanense J.D. Zhao & X.Q. Zhang 傘径7cmほど。瑞々しい個体に出会えてうれしい。
  
  アイカワタケ Laetiporus versisporus (Lloyd) Imazeki 偏球形の径は6cmほど、ヒラフスベ型。
  
  コフキクロチャワンタケ Korfiella karnika D.C. Pant & V.P. Tewari 椀の径 2cmほど。斜面の窪んだところに出ていて、雨はここまでしみ込んでいないようだった。
  
  ツクツクホウシタケ Isaria cicadae Miq. 高さ5cmほど。あちこちでたくさん見られた。
  
  カメムシタケ Ophiocordyceps nutans (Pat.) G.H. Sung, J.M. Sung, Hywel-Jones & Spatafora 高さ10cmちょっと。これもあちこち、点々と見られた。
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