吉敷(よしき)川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

ツバキキノボリツエタケ

2018-05-08 | Weblog
 予報では今日一日曇りとのこと、曇天の山口を後にし、萩方面へ向かう。

 萩は、ゴールデンウィーク期間中は陶器市などでにぎわい、市内は車では移動できないくらい混むが、その期間が明けると、しばらくはがらんとする。

 丘の上の土産物屋などは、12日まで休みという看板が出ているほど。

 今日は思ったより寒く、車に積んでいた予備のビニールジャンパーを重ね着する。鼻水をすすりながら、あちこちさまよい、何種かカメラに収めたが、もうツバキキノボリツエタケが出ているのであった。

 午後3時過ぎに、買い物で寄った萩のスーパーを出れば、雨が降っていて、雨の中を山口へと、引き返す。
  「今日のきのこ」
  
  ウメハルシメジ Entoloma saepium(Noulet & Dass.) Richon & Roze 傘径5cm前後。もう盛期を過ぎたものが多かった。しかし、ウメウスフジ
  フウセンタケは全く見られない。
  
  ハタケキノコ Agrocybe pediades (Fr.) Fayod 傘径2cmほど。草の中に何本か生えていた。胞子は広楕円形11.7×8.1μm。柄の基部はやや膨らむ。
  
  ミイノベニヤマタケ Hygrocybe marchii (Bres.) Singer 傘径4cm。数本生えていたが、これは特大。柄は中空、扁平であることが多い。
  胞子は楕円形で8×4.2μm。
  
  Lactifluus sp. 傘径5cm弱。前回と同じあたりにまた2本生えていた。
  
  同上 ヒダを傷つけると、牛乳状の乳液がたっぷりと出る。傷ついた跡はやや赤変する。味は無味。東南アジア産と同一ではと、教えていただく。
  
  ベニタケ属 Russula sp. 傘径1cmちょっと。
  
  コクサウラベニタケ Entoloma nidorosum (Fr.) Quél. 傘径4cmほど。嗅覚の衰えたわたしの鼻にも灰汁様の臭いがわかる。胞子は多角形で径が8.3μmほど。
  
  クリゲノチャヒラタケであろう Crepidotus badiofloccosus S. Imai 傘径7cmほど。柄はない。胞子は球形で微イボ状、径6.6μm。
  
  コブリマメザヤタケ Xylaria cubensis (Mont.) Fr. 高さは一番手前の菌で1.5cm。花のように広がっているのは分生子。
  
  アオキオチバタケ Cryptomarasmius aucubae (Neda) T.S. Jenkinson & Desjardin 傘径0.5cm前後。
  
  アミガサタケでいいのであろう Morchella esculenta (L.) Pers. 高さ10cmほど。
  
  ツバキキノボリツエタケ(仮称) Ponteculomyces orientalis(Zhu L.Yang)R.H.Petersen 傘径5cm。もう出ているのであった。傘には粘性が
  ある。胞子は広楕円形で11.7~13×10μm。
  
  同上 ヒダと柄の様子。ヒダは疎で、長さ8cmほどの柄の下部は黒褐色になっている。
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