吉敷(よしき)川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

ツブエノウラベニイグチ

2018-07-14 | Weblog
 今日も35度を超えそうだが、夏はそこらあたりの冒険家には、大好きな季節である。

 遙か遠い日、夏休みになった当日、カバンを放り投げて、先ず手近な川に泳ぎに行った。
 海も、顔が表か裏か分からないくらい真っ黒に日焼けするくらい、鉄道線路の枕木をまたぎながら通った。
 背中の皮は一夏で2回ほど剥けた。

 そうして、成人後はキャンプなど戸外の遊びにあこがれ、堪能してきた。

 それ故70歳を遙かに超えた今も、夏が好きである。あの青春の香りが、圧倒的な森の緑に、そして、空の青にも、海の青にも漂っているような気がする。
 酷薄な太陽の吐息でさえ、好ましい。

 わたしは躁と鬱があざなえる縄のごとくに現れるが、気分が前向きになると、殺人光線も太陽の吐息になる。

 午前中、近くの森を歩く。
 ウチワを振るいながら、歩けば思いがけないきのこに巡り会う。
 日陰のコケの斜面などはまだ少し湿っているが、風のよく通う山道などはカラカラに乾いている。
 汗みずくになって、午前中の行を済ませ、帰りにはスーパーに寄っていささかの涼を取るのも、なかなかいい。
  「今日のきのこ」
  
  キニガイグチ Tylopilus balloui (Peck) Singer 傘径4cmほど。他にもたくさん出ていた。
  
  コガネヤマドリ Boletus aurantiosplendens T.J. Baroni 傘径6cmほど。
  
  シロウロコツルタケ Amanita clarisquamosa (S. Imai) S. Imai 傘径8cmほど。
  
  タマゴタケ Amanita caesareoides Lj.N. Vassiljeva 傘径2.5cmほど。雨が欲しそうだった。
  
  アヤメイグチ Boletellus chrysenteroides (Snell) Snell 傘径4cmほど。顕微鏡で胞子をのぞいても、図鑑のようには見えないのがなやましい。
  
  同上 管孔と柄の様子。
  
  ミドリニガイグチ Tylopilus virens (Chiu) Hongo 傘径2cm弱。
  
  ツブエノウラベニイグチ Boletus granulopunctatus Hongo 傘径4cm弱。このきのこも探して見つかるきのこでもなく、チャンスは突然やってくる。
          
          ナガエノチャワンタケ Helvella macropus (Pers.) P. Karst. 高さ10cmほど。ここのものは大方、鞍型になっている。
  
  不明イグチ類 傘径5cmほど。中心部はオリーブ色で縁部は淡くなっている。管孔やややピンク色を帯びる。柄には淡紅色のつぶつぶの鱗片
  があり、基部は黄色の菌糸に彩られる。
  
  同上 管孔および柄の様子。
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