吉敷(よしき)川だより

山口盆地を小さく貫く吉敷川、そのほとりに住まい、キノコや花を求め、山野を彷徨っています。移ろいゆく自然に心を重ねながら。

オリーブシワチチタケ(仮)

2018-04-15 | Weblog
 雨がしっかり降った。朝、妻は集会所の草取りに出かけ、わたしは市内をきのこを求めて一回りする。

 雨が時に降りかかり、傘を差して気になるあちこちの公園を歩く。傘径1cmばかりのウメハルシメジが見られたのみで、雨が上がってから写すべく、いったん引き上げる。

 草取りの終わった妻と、徳地の森へ出かける。もうぼちぼち生えていてもいい頃なのだがと、早緑が沸き立つ森へ入る。

 目を皿のようにして探せば、なんと探しているチチタケが2本生えていた。まだ1cmに満たない幼菌で、とりあえずカメラに収め、採取するのは3~4日後にしたい。

 帰りに、ウメハルシメジの生えている場所へ寄ってみる。なんとあの幼菌はすでに誰かに採られて跡形もないのであった。
 この~と、少し血圧が上がるのを深呼吸で押さえて、帰途につく。

 ここ数日、和名がない種や、和名が分かっているが、図鑑などに載ってない種を、スイス図鑑で調べている。
 わたしの英語も相当に当てにならないが、井口潔氏監訳の『図解 きのこ鑑別法』、『菌学用語集』や小学館の英語辞書などを頼りに、目をつぶって何かに触っている案配ではあるものの、まあ、なんとかなっている。
 新しい気づきなどもあり、きのこはどんなアプローチからも、面白い。
  「今日のきのこ」
  
  キクラゲの仲間 本当のキクラゲは標高の高いところに出るようだ。
  
  アラゲキクラゲ Auricularia polytricha (Mont.) Sacc. 上記のキクラゲ類と同じ木を棲み分けていた。
  
  キヒダナラタケ Armillaria sp. 傘径3~4cm。雨に濡れていてカサの粘性は強い。料理するとやはり粘性が出る。
  
  オリーブシワチチタケ Lactarius sp. 傘径1cm弱。いよいよ見られ始めた。まだ小さく、もう少し大きくなるのを待って、採取し発送したい。
  
  アミメツチダンゴ Elaphomyces muricatus Fr. f. variegatus (Vittad.) Ceruti → Melanogaster variegatus (Vittad.) Tul. & C. Tul. 偏球形の頭部径
  1cm弱。斜面に木の根が千切れた先についていた。
  
  アクニオイタケ Mycena stipata Maas G. & Schwobel 傘径1cmほど。腐朽の進んだスギ(多分)から出ていた。
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