158banchi日和

平成27年4月をもちまして『158banchi』は閉店いたしました
新天地‘新潟’でのお気楽ライフなんぞ綴ったりして

第二回 世界遺産劇場(二日目)

2006-10-09 17:23:24 | 着物でオデカケ♪
前日の雨はどこへやら二日目は晴天に恵まれまして着物で行きました
10月にはなりましたが(まだ暑いし・・・)単の着物の着納めということで、やちさんの飲み会に着ていくはずだったコーディネイトにしてみました。なぁ~んとこのコーディネイト、着物から小物に到るまで自前ですいったいいくら費やしてしまったのか・・・計算するのも恐ろしい
いいかげん自重しなければでも・・・夏帯欲しいなぁ~帯留も欲しいなぁ~~(反省の色なし・・・)


二日目は一日目と反対側の脇席だったのですが、行ってみると席が無く・・・係りの人に聞いてみると非常に見えにくかったということで、空いてる席に変えていただき、後ろではございましたが正面のS席へ。B席価格でS席へ移動ですラッキー
ちょうど満潮で舞台周りに水が満ちていて、だんだん引いていく波の音がしたり、猫の鳴き声がしたり(何故・・・?)、風流でございました。

演目その一『蟹山伏』 修行を終えた山伏が強力を従えて帰国の途中、突然目の前に得体の知れない化け物が現れる。その物が出した謎を聞いた山伏は蟹の精と察する。強力は甲羅を割ろうと飛びかかるのだが、逆にはさみで耳を挟まれてしまう。山伏は助けようと祈るのだが・・・
蟹の動きが非常にユーモラスで、そんな動きはしないだろう・・・と思うけど、だんだんそう見えてくるから面白い。

演目その二『水汲』 娘(いちゃ)が野中の清水で洗濯をしていると、そこへ新発意(見習い坊主)がお茶の水汲みにやってくる。かねてから思いを寄せていた新発意は小歌まじりに言い寄るのだが・・・
うぅ~~~ん・・・謡の部分・・・はっきり言って、何言ってるか分かりません・・・

演目その三『千鳥』 主人は太郎冠者を呼び出し、支払の滞っている酒屋から、更に代金無しで酒を取ってくるよう申し付ける。太郎冠者は酒屋が話好きであることにつけ込み、話をするうちにまんまと持っていこうと、伊勢の浜辺で伏せた千鳥の話や津島祭りの山鉾を引く話をするのだが、酒を持っていく途中で酒屋に咎められる。そこで太郎冠者は・・・
この演目は和泉流(野村家等)と大蔵流(茂山家等)で結末が違うらしく、楽しみにしておりました。和泉流では結局酒屋を騙し太郎冠者が酒を持っていってしまう、という結末ですが、大蔵流では一緒に話をしたり舞をしてる内に酒屋がいい気分になり酒をあげる、という結末。大蔵流の方がほのぼのしてていいなぁ~


二日目のお客さん、今までと違う・・・演者が出てきては拍手をし見せ場的なところで拍手をし一人演者が下がっては拍手をし
最後だけでいいじゃん・・・まぁ、決まりがあるわけではないのでいいんだけど・・・セリフ聞こえないし・・・つられて拍手するのはやめてくれ
二日目は一日目より始まりが30分遅く、21時11分終了。最終ではないが21時25分のフェリーに乗るべく、能舞台から船着場まで早足×ダッシュ(着物で)しました。あまりにも皆が皆走ってくるせいか、5分ほど待ってくれて乗ることができました。良かった・・・これに乗り遅れたらバスの最終に間に合わないよ

この二日間、なかなかハードでした。
いつも昼前まで寝てしまう日曜日に早起き(でもないが・・・)して月曜日の仕込をし、狂言を観て帰ったのが22時過ぎ。そして、月曜日に3時起きで仕事をし、また狂言を観て帰ったのが23時過ぎ・・・疲れました


一日目、とても寒かったので羽織るものがいるなと思ったのですが、二日目晴れたし、着物だしで持っていかなかったら、やっぱり寒かった・・・
再来年も行けたら(あるのか??)羽織るものを持っていこう。


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