158banchi日和

平成27年4月をもちまして『158banchi』は閉店いたしました
新天地‘新潟’でのお気楽ライフなんぞ綴ったりして

本を彩る美の歴史

2010-11-02 20:56:47 | 着物でオデカケ♪


芸術の秋を嗜みにひろしま美術館に行きました

手描きの写本、印刷術の発明、本を芸術の水準に高めた近代、そして現代。
本の歴史の展示会です。

本としては、読みにくそうだったりしたんですけど・・・
美術品として楽しめました

印刷技術が発達して良かったぁ~
私にとって活字は精神を安定させる手頃なマストアイテムですからっっ

話は変わって・・・
久方ぶりに着物を着ました。

木綿の着物に
親戚にもらった、紬だか木綿だか分からない着物を帯にお直しした帯を合わせてみました。
いつにも増して地味・・・

なんか・・・久方ぶりすぎて、歩幅感覚が合わず、
幾度なく肌襦袢に阻まれました
一歩一歩が小さくていつもの距離が遠く感じられました。
ふくらはぎが妙に痛む

もっと着物着なくてはね・・・
お直ししてばかりでは、もったいない・・・

本つながりで、
天満屋の新しくできた本屋さんに行きました。
ジュンク堂と丸善がひとつになっただけあって、
2フロアが本だらけ
フラァ~っと本のウィンドショッピングにはいいけど、
普通の本屋でも手に入るような、欲しい本を探すには辛いな・・・


試写会“桜田門外ノ変”

2010-11-02 18:19:57 | 試写会(映画)感想文


この秋冬は時代劇が花盛り

主催はRCC。
協賛は創建ホーム。
会場は広島バルト11。

司会はRCCの誇る天才横山アナウンサー
開場時、入り口に立っておられたそうですが、誰も見向きもしてくれなかったと嘆いておられました。
全然気付かなかった・・・
気付いたとしても、どう反応したらいいのか分からなかったと思うけど。
方々で映画について語られてるだけあって、映画紹介を自分の言葉で話されていたので、とても分かりやすく面白かったです

創建ホームより、CMに出られているカープ4選手の写真の載ったクリアファイルを頂きました。
あの両端の選手が、昨シーズンとまでは言わずとも、それなりに活躍されていたら・・・


今から150年前、
黒船来航に端を発する鎖国政策の崩壊。時代の転換期に立つことを余儀なくされた日本。
開国か攘夷か。
二つの相反する思想は次第に幕府の根幹を揺るがす政治闘争へと発展した。
開国を推し進めていた大老・井伊直弼を、尊王攘夷へと傾いていった水戸の浪士たちが打ち倒した、
『桜田門外ノ変』
吉村昭の同名小説を原作に、
襲撃の指揮を執った水戸藩士・関鉄之助をはじめとする襲撃者たちの、志を胸に事件へと至った過程、そして逃亡の果てに迎える運命を描いた歴史時代劇。


『桜田門外の変』といえば、日本史で必ず習う、有名な事件だけど・・・
井伊大老を水戸藩士が暗殺した事件。
ぐらいしか知らない人が多いらしい。私もその一人・・・
題名は『桜田門外ノ変』ですが、事件後のことに重点を置いて描かれています。

ちょっと時間軸が前後するので、しっかり観てないと分かりにくい。
しかも・・・名前がいっぱい出てきて覚えられないぃ~~~~~~
誰が誰やら・・・
パンフレットをしっかり読み込んで観た方がいいかも。

あの時代、日本の行く末を憂い、命がけで闘っていたんだな。
その手段が最善だったのか、
その後日本の歩んだ道が良かったのか分からないけど・・・

今の時代、公務員の求人が大人気なのは、この日本を何とかしようと集まっているのではなく、
安定を求めてのことだったりするもんね。
まぁ、そうじゃない人もいるかもしれないけど・・・
そんな私も傍観者に成り下がってるので何とも言えないのですが

今回、一番感動したのは、エンドロールのSpecial Thanksの欄。
個人名はもとより、茨城県の団体名がズラァ~っと並んでいるのです。
制作費からロケセットからボランティアなどなど、
茨城県と旧水戸藩の市町村の想いの詰まった作品のようです。