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ロータスエリーゼ日記

■ アバルト695トリブート・フェラーリ

2010年12月02日 | クルマ関連記事
 先週末、うちのツインスパーク(ふたごの子供たち)と自転車にのって30分ほどの街へ買い物に出かけた帰り道。通りかかったクルマ屋さんのショーウインドウを覗いたら、なんと「アバルト695トリブートフェラーリ(以下、TBフェラーリという)」の実車が置いてあるではありませんか!

 TBフェラーリは、年始のブログ「アカルイワダイ」にも書いたとおり大変魅力的なクルマです。1.4リッターターボで素のフィアット500より100PS以上アップの180PS。そのため装備はフロントに4ポットキャりパーの大径ブレーキ、シートはサベルト製のカーボンのバケット、タイヤは205の17インチ、そしてミッションは5速シーケンシャルトランスミッション+パドル式スイッチの「アバルト・コンペティツィオーネ」(2ペダル)です。まさにベビーギャング。どんな走りをするのか乗ってみたいのはヤマヤマですが、世界限定1696台(日本の正規輸入は150台)少量生産でもあり、価格はなんと約570万円!ですから、その夢は多分一生叶わないでしょう(笑)。
 570万円って・・・いくらなんでも元はチンクにその値段はねぇだろっ!とも思いますが、素のチンク(1.2)の価格は208万円で69ps。つまり価格も約2.7倍ですが馬力も約2.7倍なんです(笑)。それよりこのクルマ、たぶん数年経っても市場価格が下がらないと思います(むしろ上がるかも)。なので500万円くらいの手持ちのお小遣いを今お持ちの方には大変お勧めです。


 
 さて、このクルマ屋さん、僕の物欲を駆り立てるクルマがたまに置いてあるので、これまでもクルマで通りかかるたびにチラチラ見ていました。最近はロータス、ケータハムや、アバルト500のエッセエッセが置いてあったり、そうかと思えば先週はシトロエンのC6(僕にとってEワゴンのリプレイス候補)が置いてありました。
 いつもは「おおおっ!」とか言いながら通り過ぎるだけなのですが、この日は自転車だったので、気がついたら子供たちを連れて店内に入っていました。

 店内に入るとTBフェラーリは2台あり、フェラーリ360モデナを間に挟むように置かれていました。どちらもフェラーリと全く同じ赤(ロッソコルサ)です。360と並べられているので全く同じ色であることがよくわかりました。写真通りのイメージで、チンクの腰高感は全くなくなり、かなりどっしりしたイメージです。その存在感は街を走っても同じでしょう。その価格からも、フェラーリオーナーの足グルマに使われるケースが多いのではないかと想像しますが、ガレージにしまいこまずにガンガン乗ってほしいクルマですよね。

 個人的には大変魅力的で是非欲しいクルマですが、エリーゼを手放して・・・と考えると、570万円出してもFFだしさすがにエリーゼほど楽しくはないと思い、自分の衝動を抑え込んでいます。・・・ってか、全然買えないし。

 でもしつこいようですが、この価格でフェラーリとアバルトの本物のブランドネームと、本物の装備と、180psのパワーを手に入れ、数年たっても価格が下がらないと思えば、かなり安い買い物ではないでしょうか。このお店では4台を輸入したそうで、まだ全部売れてはいないらしいので、欲しい方は是非どーぞ。
 僕は年末ジャンボが当たったら、保育園送迎用に1台買います〜(夢)