黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

謎解きはまだまだ続く?

2016-10-11 | 日記・エッセイ・コラム

今年になっての読書

 なぜだか 「信長」が多い。

 というか、興味をもって手にした本の内容

 作者やテーマが違っていても いつも「信長」がいる。

 ことに 「信長」と「利休」ものを読んだ。

 「信長の肖像」 志野靖史

 「信長私記」花村萬月   

「天下人の茶」 伊東潤   「利休の闇」加藤廣

        

 

  直近の「利休の闇」は興味深く読んだ。

  秋の夜長… 退屈 そんなもの どこにもない!

 

  もう昔話の時間になるの が 野上弥生子の「秀吉と利休」

  この本と、現在、多くの作者が力作発表の「利休」と「秀吉」の

  とらえ方に大きな変化があるように思う。

 

   戦国時代にどう生きるか? 武将の大きなテーマでもある。

  そして 「信長」「秀吉」と「利休」の「茶」の関わり方。

  武将にとっての「茶」とは。

  「秀吉」 そして「利休」にとっての「茶」とは・・・・

  何故? 秀吉は こうまでして茶にこだわるのか?

  「秀吉」と「利休」両雄の心の中の闘い。

  結果は、謎の多き結末であり、その理解は どうも解らない。

  人間の心の中を覗くことはやっぱり  無理。

 

   しかし、それにしても この時代のすべてのドラマには

   「信長」あり。

   そして、「本能寺」がキーワード なのだ。 

   これこそ 劇的な ストーリーの展開ができる源ではないかな。

 

   だっていまでも多くの作者たちは、信長の謎解きを 一歩前進したいがために

   資料の発掘に 余念がない。 

 

   信長の 果てしなき夢はどこにあったのか?

    「天下取り」になるだけではない…きっと、狭い日本なんか…

     目指す先は 海の向こう を 「南蛮貿易」「経済」「宗教」「人種」 etc 

 

     歴史作家の挑戦する相手は スーパースターの信長なのだ!

 

    私も、 「信長」を取り巻く 新作が出れば執拗に追いかけていきたい。

     だって、絶対に面白いんだもの。 

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季節に「味」あり、器に「美」あり。

2016-10-09 | 日記・エッセイ・コラム

 以前のブログ(9月9日アップに)「使ってこそ「器」)で

 食には器が大きな役割を…の話を。

 暑い夏、秋もどうやら落ち着き、やっと秋に感じになってきました。

 

 味覚の秋がやってきた。

 いや、季節は秋ですが、やはり肌に感じる季節感

 これが大事…食卓に並べられる1品 1品にも 

  秋にふさわしい? と、思わせる そんな感じになってきたということ。

 

  飲み物も、ギンギンに冷えたビールを冷蔵庫から取り出す あの頃と

  今 もう 肌も喉も 遠慮する…それが 今の季節です。

 

  そう、だから 晩酌も 日本酒の登場となれば 肴も違ってくるし

  その料理を載せる器も 配役が後退してくることになる。

 

  舞台でいえば、春夏秋冬 四幕物 だとすれば「秋」編

  野菜だって、魚だって 出番の交代があるのは当然。

  つまり 「旬」を愉しむ  これぞ 季節感である。

 

  料理の中身は 遠慮して

  今回は「器」を。

  どんな料理を載せるかで その器も 料理も 生きてくる…

  料亭や レストラン料理ではありませんから 

  豪華、厳選食材を使っての料理ではなく

  ごく 普通の食材、日々 

  「今日 何する?」 と 考えたうえでの食事。

 

  例えば 今晩は蕎麦にしよう…

  我が家では 蕎麦は 茹でて、水洗いし、「盛り」にして食べるのが定番。

  汁は 少し濃い目 山葵、青ネギの刻んだもの ゴマ。

  いたって普通

  「ぶっかけ」で 辛子大根、かつを節 でさっぱりも 大好き。

 

  つけ汁 には 蕎麦猪口がいる。

    

  蕎麦湯と汁 この組み合わせ 誰が考えたのだろう…もう 料理だよ。

   家庭では、蕎麦も乾燥麺だから なかなかいい味は出ないね。

  たまに 直接ソバ屋で生麺を買って、蕎麦湯でやってみると いける。

 

  いろいろ 楽しみながら 使ってます。

 

   そばだけではちょっとの時   玉子焼きを添えて…

   そう、そんな玉子焼きを この皿に 

    八角で16㎝ 

   

  これは 以前 横浜 田園都市線藤ヶ丘にある器の店 (駅から直線で大分歩いた記憶)で求めたもの。

  店に入ってすぐ目に止まった これ 欲しい…と。

  1枚 値段 えっ …結構なお値段でした… この日は求めず。

  次に 行ったときに 思い切って 5枚揃えて 買っちゃいました。 

 

   その店で またまた 素敵な出会いが…

   これ

    古いもので すごく軽いんです やさしい手触りのする 上品な。

  

     中にも 手仕事で 花模様を描いています。

 

   磁器で 直径は9㎝ 深さは6㎝ これも 5枚 揃えました。

   器が 中に何を入れても 美味しくさせてくれる ? ので 重宝しています。

  

   これは陶器で  口が広くて 煮物 なんか これで  

   どっしりと いい感じです。 紅が効いてます 筆も確かな捌き

     

 

   小皿でも これは薄手

   青ネギの刻んだのも 色鮮やかに見栄えがする

   「藍」の器が 引き立ててくれます。

 

  そう、主役の蕎麦は  ざるに盛ります。

    1人 1人 この小ぶりな竹網のざるに載せて。

  また 「ぶっかけ」みたいな 汁の時には

   漆の器で。

 

  こうして 蕎麦 1杯 だって 

  ただ 食べるだけじゃなくて… 愉しむ。

  これが 美味しさに。

  最後に忘れてならないのが 蕎麦を肴で いっぱい

  日本酒の登場ですよ。

  これからが 本当に日本酒の美味い季節

  故郷自慢の銘酒「九州菊」

   ここの 「にごり酒」「生酒」 

   ほんとうに美味しいの。

 

   それに伴って、 野菜も 魚も 

   季節の味を 提供してくれます。

    

   私の プチ贅沢は こんなささやかなもの。

 

  

  

   

 

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新酒は美味いよ、いい気分じゃ~

2016-10-03 | 日記・エッセイ・コラム

 沖縄・奄美地区には台風が接近! それも大型の予報

今日の熱気は何だろう・・もう蒸し暑くて、耐えられないほど。

温度計の針も、この季節にしては急上昇…

 

 「酔芙蓉」の花が 今ごろ 素敵に咲き始まました。

例年なら、8~9月 今年は 遅い。

 

 選定した今年は、枝ぶりもいいので 花も見栄えがする。

  今朝午前7:00の庭

  まだ 夕べの冷気が残って 清々しい。

  「白」が浮き立って 朝だ! って 感じがするね。

   白い花と緑の葉の間に 赤く萎んでいるのは 夕べの花の名残りなんです。

   そう、飲みすぎて まだ 朝 起きられない…そんな顔 なんです。

 

 

 

  「酔芙蓉」…とにかく この花は 酒が好き?  と、言ううことになっている。 

   朝の顔が「白」 なのだが いつまでも飲み続ける悪い 癖があるようだ。

 

 

 

   これ 昼の顔   どうです かなり飲んでいるのに 

   顔って これくらいにしか 出ない…だから かなり お強いのかも?

    うすほんのり いい顔してるね。 この時間 午後の2時。 

   今日は とにかく暑かった…それなのに この程度 やっぱり かなりお酒が強い。

 

   そして 夕方 庭に出てみると…17:00頃

    まだ 飲んでる…ほら 大分 いい気分になっているよ。

   

 

     なんか宴会でもやっている? って 雰囲気でしょ。

   全員が きっと こちら人間世界には聞こえないが…大声出して 騒いでいるような・・。

 

    中には、結構、酩酊していらっしゃる方も。

     もう真っ赤な顔で  こちらに向けて グダ 巻いているね。

 

    もう 付き合っていられません… 明日の朝まで どうぞ ごゆるりと 飲んでいてください。

    当分の間、 この花は この繰り返しの 大宴会が続くようです。

 

    ◆ 間奏曲 「おはら庄助さん、何で身上つぶした 朝寝 朝酒 朝湯が大好きで …」

 

     でも、きっと もうすぐ台風18号 九州にも上陸か?

     いくら好きでも、台風の中では、ちょっと 宴会も無理かもしれない。

     精々、それまで お楽しみください。

         

 

   

  

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。