玄関口、扉の左右に大きく伸びた「シマトネリコ」
モクセイ科の常緑高木
この家を建てるときに、庭木はこれ。 と、決めた樹。
他に、シャラ、欅、ヤマボウシ、カツラ、ハナミズキ、ミモザ
、トキワマンサクを最初に植えたのです。
今、素敵に大きく成長して緑の覆いの役目をしてくれるのが
シマトネリコです。
ちょうど花の時期・・・玄関の両側なので枝が伸びて雨の日
には通る人にはちょっと迷惑かも。
さらに、強い香りは、蜂を呼びます・・・・
ブーン、ブーン・・・とかなりのボリュームで聴こえてきます。
蜂? と気が付けば、怖い! と思わず引いてしまいますが
危険な目に合うほどでもありませんが、音にびっくりしてしまいます。
この花の周りに真っ黒になるほど集まってくるのですよ。
きっと上質な蜂蜜に?
枝は四方に伸び、葉はきちんと勢ぞろい、花は白く、優雅です。
大型の線香花火のようです。
しなった枝が真っ白な花の束を懸命に支えているかのように。
陽が西に沈む頃、白が薄ピンク色に染まってとっても印象的な姿に。
花の持っている自然の色だけではなく、光線の角度や、時間によって
色彩の魔術を見ることができます。
これこそ、瞬間の美ですね。
日常生活の中で、「気づく」 って、とっても大切なことです。
それが、新しい発見を生むんです・・・・。
変化を感じなくなったら・・・それは間違いなく老化です。
「変化」、「動き」に付いていくのも、若さの秘訣ですね。
雨上がりの花が、また一つ、若返りの知恵をくれました。