黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

秋の彼岸に・・・

2018-09-23 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の目覚めはすっきり!

 どうやら秋の気配が近づき、「秋」の雰囲気になってきた。

朝一番で、近くのJAに行き仏花を買う。

そう、秋の「彼岸」 

 お墓参りのために。

せめて…という気持ち?

 お盆だとか、お彼岸にしか心からのお参り?

 をしていない無精者の私。

 お盆や、春、秋の彼岸になると猛反省しきりでございます。

「彼岸」とは、仏教の言葉で、意味としては煩悩を脱した

 悟りの境地のこと。

 煩悩とは、心身を悩ませ、乱し、煩わせ、汚す。

 すなわち悟りの境地を妨げるあらゆる精神作用のことだとか…

 さらに、三途の川をはさんで、

 我々が住んでいる世界を「此岸」、

 そして向こう側の仏様の世界を「彼岸」というのだそうだ。

 つまり、彼岸は極楽浄土のこと。

 普段から仏道の修行を行っていない私たちは

 この春、秋の祈願の期間にだけ 煩悩を払うために祈りを

 捧げる…これじゃ、きっと浄土にはいけないのかも?

 祈りをささげる、手を合わせる~この行為は

 宗教の違いはあっても、動作としては同じようですね。

 気持ちの表現としての心はひとつ。

 この春、秋の彼岸の中日は

 太陽が真東から出て、真西に沈むことは

 西にある極楽浄土に向かって拝むことに

 なるのだと言われています。

 

 気持ちを入れて、常に真摯で 信心深く、清い心の

 日々を過ごしておかないと…

 とても。とても「極楽浄土」には

 いけそうもない・・・・

 

 その彼岸の季節に 間違いなく顔を出す「花」

 その名も ずばり「彼岸花」

 またの名は 「曼珠沙華」 

 いや、こちらが本名かな。

 詩にもある 「赤い花なら 曼殊沙華~…」

 今、庭には

 

 

 「赤」「白」が咲いている…

 

  玄関上がり框に この花を ばっさりと 活けてみた~

 

 

 

 この燃えるような赤が 素敵!

 

  これは 彼岸に行けば もっと赤いのが見えるのかも…

  それとも これは 閻魔様の吠える口から発せられる 地獄の炎をなのか?

  しかし 強烈な花ですね。

  茎の「緑」は まっすぐに伸び  花と言えば 「真っ赤」

  こんなストレートな花は文句なし目の中に入ってくるのは当然。

  

  絵になる花 でもある。

  いままで 私も 「油絵」「水彩」「墨彩画」のモチーフに。

 

  そして 彼岸と言えば これもある!

  そう「花」より「団子」だ。

 

  結局、信心より 食欲なのだ…

 

  

  「甘い」に誘われると~ 人間弱いですね。

  

   「彼岸」のこの時期です。

 

   手を合わせ、「いただきま~す」

 

   やっぱり、これじゃ 彼岸には とても 行けないね。

    

 


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