黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

アートの始まりで春を感じる

2022-02-04 | 日記
 第16回アート作品展「美夜古の風」に行って来ました。
      

この春の訪れを待って例年この時期に開催される絵画作品展です。
私も一フアンとして、毎年楽しみにしています。

ブログ掲載も、第9回から続けており、第12回(2018年)は
  行っていませんでした。
  *振り返ってご覧頂くには「バックナンバー」で。
   《 2016・2・21 2017・2・14 2019・2・15 2020・2・11
    2021・2・11 2022・2・4 》

今日も青空ですが、まだ風は冷たく感じます。
「美夜古の風」のタイトルの意味するところは、春なんですがねぇ~。

 会場のみやこ町 「みどりの館」は、この時期外の景色も味があります。

 ちょっと雰囲気を~この館の名前は「みどり館」
 でも、今の時期は… 裏山の樹も 枯れて~でも、枯れ加減?が
  素敵です。
      

   空に向かって目をやると~
      
   気持ちいいです!
      玄関の古木の傍には…「南天」の赤が鮮やかに。
      

    館も、西日を浴びて幻想的に映えます。   

    
 
  もうすぐ満開でしょう ~白い梅の花も膨らんできました。
       

  少しばかり冷たい風に当たって…館内に。

  コロナ禍の切ない時期での作品制作には、みなさんきっと大変な思い
 でも、「作品に込めるエネルギーは人一倍」
 その、熱意は作品を通じて感じました。

  70点以上もの出品…見ごたえがありました。

  ぜ~んぶの作品をご紹介したいところですが…その中から
 目に止まった作品を。

幸いに今日は、時間は午後2時過ぎ、車は駐車されていましたが
皆さん鑑賞の後のコーヒーのひとときでしょうか、会場は私、一人。

 人ごみの中での鑑賞は?と思っていただけに・・・ラッキー!

誰にも邪魔されず?に ゆっくり、じっくり、眺め、作者の心を
探りながら~ 足を進めて、心地よい時間を過ごすことが~。

  では、いつも この方の作品から
  「マルス像とコーヒーミル」  有益人良竹
           

  「日本海」   山路博之
            

   「古の語り部」  蕪木 博
               

   「太陽の理想郷」  岩本将弥   (*案内はがきの表紙)



 「早春の滝」  田中博史

        

  「ゆり」 宮脇和子
        

    「黒川」 高田 増光


  この作品の主題「黒川」にこんなインフォメーションがありました。
 『築上郡上毛町の中央を黒川が流れている。この川の上流を照日前と言う。
  ここに何時の時代か、どのような訳かは知らないが、京の都から「照日御前』
 が来られたと言う。そして「緑の黒髪」を川で濯がれたところ川の水は黒く染まり
 「くろごん川」と呼ばれるようになり、今は「黒川」と呼ばれています。

     この作品、私の記憶の中にありました。
  2017年の同じ作品展に出品されております。
  以前の題材から、さらに筆を入れたのかもしれませんが~分りませんが。
  その折には、私も 作品名、作者も掲載せずに 「いい絵だなぁ」
  ブログにアップしていました。
  きっと 高田さんお気に入りの作品なのじゃないでしょうか‥‥
  「川」にも、ファンタジーなストーリーがあるんですからね。


   「磯の香」  木元美千子
           

   こんな 作品も 良いですよ…

   「意味? いらないよ。
       感じれば いいんです 」
             
               ばらばら消える  神崎美紀
     

 おお! こんな逸品がありました。 陶器ですよ。 渋いねぇ~

  北部九州には、古くから古窯が多く…
  お馴染みの 「有田」「伊万里」「高取」「香春」「小鹿田」と。
    さてさて? これは どの窯風でしょうか

    無骨な感じですが…落ち着いて 味わい深い。
           素敵だなぁ~

   この壺に、 
       「藪椿」なんぞ いっぱい活けてみたら~
  
 「焼締め壺」  濱口 恵子

 

   「釉」の姿は神の仕業? 
           

   いつも 精力的な作品を出品される

  真夜中のモンサン・ミッシェル」   岡田猛彦     

 

 そして最後は オーナーの中村さんの一品です。

   「鉄橋のある風景」  中村正範  
 
   安心して 眺められ 癒しの筆使いにはうっとりしています。     
  


   アートって いいですねぇ~
 
    コロナ禍の憂さを思いっきり晴らしてもらえました。
   
  「心を動かす」 そう簡単にはできない。
  何がそうさせるのか、「思い」が込められていれば他人は感じます。
   それは、絵だけではありません。
   全ての事象において~ きっとそうだと思います。

   今、絵を通じて~ 
  「認知症」の方との接点をどう向かい合っていくか…
   これからの私の課題として 
  「アートリップ」の勉強を挑戦していきたいと…
          今年のテーマです。
    
コメント
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。