黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

春風に魅せられて~絵の鑑賞

2021-03-14 | 日記
今川堤は菜の花は既に満開…桜並木はもう少し。
 例年より開花宣言が早いという「福岡市」でしたが~

 第2回京都美術協会小品展に行って来ました。
  同時開催が 第2回「みやこ・かえるの会」会員展も。      
        

 今日は暖かい陽ざしできっと大勢の方々は
    思い思いに出かけている? コロナの心配はあるけれど?

 ギャラリー「みどりの館」の テラス
  こんな場所も 春めいて … のどかな 微笑ましい
    「カエル」が 何匹? 
        


  そうか、今日は「カエルの会」の展示もだ。

       

  入ってすぐに 手を消毒し2階の会場へ
 85歳の杖を衝いて歩く姉にとっては階段はちょっと心配…

 まず記帳をして。

 オープン間際なので~数人しか
  そこに3人 静かに ゆっくりと鑑賞~ 
   でも、大勢の美術展フアンが 次々に 
      うれしいですね、 出品された方にとっては
            何よりです。


 「夜が明けないことはない」 八並順子 

    

   同じく 八並さんの作品で 
 これは 以前出品した作品だったと記憶していますが~。
 「カオス」
     

  そして もう1作
         

 「心象」表現?
        画家の「思い」 をどのような形で表現するか~
    まぁ、言ってみれば「永遠」課題なんでしょうが。

  今朝のNHK日曜美術館で 萩焼の13代 三輪休雪氏
   絵画も彫刻も 陶芸であっても この自己表現ってところは
  作品の中に その「思い」が込められていること。
   「土」「釉薬」「火」 も 同じように 作品おなかにある。
   のだと。

  また、12代休雪氏の言葉に
  「伝統」ってのは、引き継ぐことではなく。
    むしろ、壊し、新しいものを見つけて、
         それを自己表現していくこと。 ・・・・。
 
 よく、「子供の絵」の話で
 ある子供が 黄色いカラスを描いた。
  先生が、カラスは「黒」だよと、子供に言う。
  絵の表現は、
    そのままを写すことだけではないのに
     ?????? 
  子供の「思い」は? 
  子供が感じたことを表現するって、とっても大事なんです

  「彫刻」家 も、陶芸家も「土」との闘い
       「切ったり」「削ったり」
    その素材と同化していく、いや、むしろその土からの
    叫びに応えて 作品は作られているのだとも 言っている。

  画家の1筆には、 ご自身の「入魂」そのもの。
   そんな「思い」の 少しでも 
    「見る側」としても感じ取ることができれば
             また楽し。です。 
   

有益人良竹さんも3作の出展
 「菜の花の頃」

 「花瓶の集い」

 「アトリエの隅」
 
  中村正範さん

  油絵具の持つ 重厚感…いつ観ても 心安らぐ作品です。
    氏 独特の色合い 表現力には 落ち着きます。

 「阿蘇根子岳」

 「灯台」
    

 「ある風景」
 

 「桜島」


 他にも 作品ありましたが~ 会場も少し 人が多くなったので
  失礼があってはと…好きな作風の方を今回はアップしました。

  あと1週間会期はあります。

 花を愛でるのもよし、 絵の1枚を愉しむのも 味のあるものですよ。

 
 
  
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。