黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

エトワール

2020-04-09 | 日記
今日は、エドガー・ドガの話。
 踊れ 森の草原で 翼の生えた少女よ
踊るために生まれた子よ 愛せよ ただ踊ることだけを
                    エドガー・ドガ
        
 の言葉があるように、皆さん、「ドガ」と言えば 「踊り子」の絵ですね。
 
 この絵がタイトル  「エトワール」 (踊りの花形)
 もうお馴染みの1枚
               

生涯、彼は どのくらいの作品を?  
そのくらい数多く残しています。

 ちょっとその中から 選んでみました。
 
 ・・・稽古場でレッスンの真っ最中の踊り子たち、白いチュチュに
あでやかなリボン。か細い腕を、鮮やかに空中の振り上げた。
 たったいま。踊り子のレッスンが始まった。
 そして、彼女たちはいっせいに足を振り上げた。  

  1枚 1枚の絵は   「たったいま」の 瞬間を キャンバスに~

  

  

  
 
 

 




  「バレーのレッスン」     
              
            (オルセー美術館蔵)
  「舞台のバレー稽古」     

     
          (メトロポリタン美術館)

  日本の大原美術館にも 「赤い衣装を着けた三人の踊り子」
     

  如何ですか・・・「瞬間」を切り取った!  作品は。

 印象派といえば、「自然」 モチーフも外の風景、日の光、色彩・・・
 を描く画家が多い中、ドガの関心の対象は徹底して都会生活とその中の
 人間であった。

 なぜ彼が、踊り子を?
 彼はパリオペラ座の定期会員だったので、楽屋や稽古場に
 自由に立ち入ることが許されていた・・・
 バレーの主題はそこでみた風景なのである。

 この本の 出だしに・・・原田マハは こう文章を・・・

 喪服のように黒ずくめのロングドレスを身にまとった老婦人は、おぼつかない
 足取りで画廊の入口へ近ずくと~ この夫人が「メアリー・カサット」

  物語の長い話をしてくれる ドガの長年の友人(ひょっとすると恋仲?)
 だったかも・・・彼女は「画家」であり、ドガ、モネらと一緒に 印象派展に
  作品を展示している。 またドガの「モデル」にもなっている。

 黒ずくめのロングドレス~ こんな風だったのかも?
 ドガ彼女を描いた1枚があります・・・
      
      
      
    

彼女は、
生涯の友として過ごし・・・二人の家はすぐ近くであった。
ドガと語らい、モデルにも、絵についても学ぶところも・・・

  カサットは 「母」「こども」をやさしく作品に表現した~
 
    「赤いアームチェアに座る子」
 
 
 
 
  「メアリー・カサット」が印象派展に展示した作品
         「母と子」
      

          「ル・フィガロ」の読書
      
     

 こんな1枚も
 「オペラ座のオーケストラ」 「アブサン」  「アイロンをかける2人の女」
      
  
    
  まだ もう少し 話は続きますが・・・

  「コロナ」で外出控えていますでしょ・・・
   だから 絵の鑑賞も ゆっくりとね。
                   今日は これまで。
 

 

コメント
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。