黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

桜舞い散る…♪♪♪

2018-04-01 | 日記・エッセイ・コラム

 昨晩は「満月」

ちょうどこの日は昭和35年卒業の高校の同窓会。

会の終わって、2次会に流れ、それも終わって帰りのタクシーを

捕まえて、乗って、酔いの冷めやらない顔

 天空には…満月が。 そうか、今日は満月なのだ。

やけにきれいに見えるね。

 このごろそう言えば、「上を向いて行動していない」

これじゃ駄目だね。

 時々は、人間上を向いて 何かを感じなければね。

 

そして、翌日の日曜日(今日です)

 普段と変わらず、いつものように時間を過ごす。

はっと気が付いて…時計を見たら…もうすぐ10時。

 夕べ 約束していたのは 桜祭りに行くことだった。

 

そう、この町 苅田に 最初は有志が山間を切り開き、「桜」を

植えよう…仲間の努力は、困難を極め、汗を流し、一つ一つ進んでいく。

気持ちを察し、次第に 仲間が増えてきて~ 

今日、やっと 「桜祭り」と呼び掛けて、この山里に人が

足を運んでくれる世になった…

 

 イベントの開催前に、顔を出した。

周囲の桜は、もう目いっぱい季節の宴の主役たちである。

 

 この祭りのの仕掛人は「殿川クリーリンクラブ」のメンバーです。

 

 

祭りの開始時間は11:00 

10:00前に車を寄せると…もう

 こんな状態です…

昨年は雨にたたられ、散々!

 

今年は 上々の天気です。

まずはご覧あれ!

 桜か雲か~…殿川ダムの青い水面を写し、遠く山肌を見る…あの岩山さえ 桜の花びらか?

 

 植えられた桜の樹も~時を重ね、大きく育ち、桜の宴の主役に一歩、一歩 地下付いていく。

  池の向こうには…「内尾薬師」の祠が見える。 水面はあくまでも静かにその顔を。

 桜もあり。 薬師もあり。 坂をゆっくりとした歩調で、登ってくる人。

 愛でるのが目的なのか? いや、薬師への信仰か?

 それぞれの思いが 靴音にその意思を鳴らして行く。

でも、素晴らしい 景色です。

 下界よりは 何度か 温度計は低いだろう…それだけに 桜も いい顔をしているような~

 

 しばしベンチに腰かけ、我を忘れ…この自然の「ありのまま」に浸る。

 挽きたてのコーヒーは紙コップでも ここでは 美味い!

 おまけに 軽い ケーキを口に入れる…

 

 街中のカフェで 飲む 一杯より 格段の味わいなのは? どうしてだろう?

 やっぱり、「桜」のなせる業。 と、新鮮な空気なのか これだ。

「自然は格別の芸術品」

 

まさに、自然流なのだ。 そこに 人間の「欲」はない。

だから、落ち着いて 時間が経過するのも忘れ、心地よい 自分だけの時間を過ごすことができるのだ。

 

たまにや、こんな風に、 腹の底から「毒」を流してしまい、「すっぴん」の自分を

見つめるには この時期の「桜」が一番なのかもしれません…。

 

 花見に行くというよりは…花から 「華」と「散り際」を教わる貴重な瞬間かも?

 そう、人間「散り際」のことも 考えなけりゃね…。

 4月って、そんな気分の季節だと思いません?

 「旅たち」もあれば「治め」もあり。

 毎年巡ってくるこの時期に 「思う」 私です。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。