黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「緑」を味わう 

2016-06-03 | 日記・エッセイ・コラム

6月に入りました。

 さぁ ことしの梅雨は どんな天気に。

 我が家の庭にも同じように6月の季節がやってきました。

 そろそろ賑わう「紫陽花」も 雨が少ないのか 少し 遅め?

 毎年気になりながら 不精をする主 また 肥料もやらずに季節を迎えた。

 鮮やかな色彩を期待しながら 手を入れていない しょうがないね。

 今朝も掃除を済ませ、箒目を入れた庭でベンチに腰掛けて一息。

 朝日って ほんとに 清々しい… この気分が 今日のスタートをいい気分にさせる。

  静かです 音もありません 風も止んでいます。

  この何とも言えない 時間が 素敵です。

 近寄って 花にも 語りかけるようにしています。

 絶対に この一言で 美しく咲いてくれるのは 間違いない! と。

    きっと 聴いてくれているはずです。

 庭には 数か所 場所を変えて 紫陽花を植えています。

  塀の片隅に  桜 桜の木の下に 柏葉紫陽花を

 ことに 柏葉は 大きく膨らませて 期待通りに 花開いてくれますよ?

  この 微妙な ほんのりと匂うような白が 素敵です。

 額紫陽花の 可憐な白も 可愛い  また 小粒なこの紫も。

   

 花はいろいろ色彩を個性的に表現してくれ 愉しませてくれますが・・・

 そこには 「葉」の緑が 強く影響しているのです。

 この季節は そういう意味では 「緑」「翠」「碧」の季節かもしれません。

 光の具合によって 花よりも 意外に 葉が 色彩感覚を持っているような気も。

 葉の緑があってこその 花の 鮮やかさもあるのですから。

 空の「青」「蒼」「藍」ともぴったり合うのも 葉の微妙な色があるのです。

 今、 大空に向かって 伸びていく 大きな枝

  庭では 「ニセアカシア」 この枝が 絵になります。

 風に靡いて 動くさまは しなやかで 女性的で 色ぽい 

  一方、「欅」は  男性的です。

 ちょっと武骨な態度で 周囲を睥睨するかのような…それほどでもないか?

 でも とっても 男らしくて これから季節 頼もしく感じる樹です。

 

  それに比べると ちょっと ふくよかな感じが この樹

  酔芙蓉です。 葉も柔らかく、ふっくらと 優しく。

  名前の「酔」という 感じを全く感じさせません。

  でも、 一旦、花が咲くと 御存じのように 

  朝は「白」 昼は「ピンク」 夕刻には「赤」にと 変幻自在に色を変える猛者なんです。

  今は、静かに 葉に栄養を蓄えて 夏の時を待っているのです。

 

  もうひとつ 涼しげな ほっとさせる のが「羊歯」なんです。

  これ   一時期を除き ほぼ いつも この「緑」色

  花を生ける際に 脇役としては 都合のいい 長持ちのする一品です。

 

  そして 我が家の シンボルツリー の「シマトネリコ」

  実にいいやつです。 

  これから 大きく繁っていき 小粒で真っ白な花を咲かせてくれます。

 

 

  梅雨って 鬱陶しい季節なんですが おかげで? この「葉」が 気分を和らげてくれるのです。

 もうすぐ 雨の前線が やって来るのでしょうが…

  あまり 強気な雨にならないことを祈っています。

  雨って いろいろな 降り方があるのでね。

  豪雨で洪水になるような雨は 御免です。

  楽し気に 花や樹にも そして 季節感ある 雨であって欲しいもの。

  小雨 小糠雨 宿雨 時雨 通り雨…

 

   私の現在は この心境  「晴耕雨読」 

    窓越しから 鮮やかな「緑」を眺めながら   さて 今週の 1冊は どれを?

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。