久しぶりの暖かい太陽が顔を出した。
近頃は寒波かと思えば、まるで春のポカポカ陽気になったりと、くるくると変わり、体調にも悪い気候です。
こんなときこそ、庭の草取り!だ。
冬の間は雑草もおとなしく、成長も鈍・・・この機会を見逃すと、後が大変なのです。
敷き詰めた砂の下には、もうすぐ訪れる春を待ちわびて、いまか、いまかと顔を出すのを狙っているのです。
雨上がりの後なので、湿っています。砂がたっぷりかぶっているので意外と簡単に草はむしれます。
黙々・・・・数時間、ただひたすらの格闘?です。
単純作業ほど、疲れます。 ずっと中腰ですから大変です。
足を伸ばしてみたり、首をまわしたり、前後にと、軽い運動も欠かせません。
一本も見逃さないぞ! の迫力で、じわり、じわり前進。
庭の片面がほぼ終了です。 箒で全体を整え、水を撒き、最後に箒目を入れて完成。
これで一雨降ってくれると、土が砂の下になり、全体が真っ白に輝くようになります。
庭の楽しみ方にはいろいろありますが、緑の樹々、色彩豊かな花が咲き乱れるのはもちろん
ですが、広い空間があることが、さらに味わいあるものになります。
白砂が太陽が動くと併せて、表面の趣が変わり、庭の動きを見せてくれます。
水を打つと、さらに趣が出ます。
できるだけ、朝晩、打ち水をして、景色を楽しむのもこれから春先の楽しみです。
その楽しみの為に、こうして、黙々と、一本も顔を出さないように草取りをする。
楽しむ為には、苦労もつきもの?
いや~・・・・肩がバリバリです。
来客です。
車のタイヤの跡・・・・こんなにくっきりと。
砂がきしみながらザ、ザ、ザ、ザ、ザ・・・ 泣き砂?
帰った後の、風景。
これって、泥棒除けにもなりそうです。 足跡が犯人逮捕になるかも?
明日の朝、箒目できれいにすればいいのです。