島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

敬老会より緞帳の具合

2013-09-18 | 奈留島
 
 三連休最後の月曜日は敬老の日、奈留島ももう秋です。
久しぶりに椿原の海岸にフークと、海岸の石は綺麗ですが、私もフークもこけそうに歩きます。
  
 離島開発センターで行なわれた、平成25年度奈留町合同敬老会の演撃フ部を見学。
敬老会に招待されて記念品(饅頭・酒・洗剤らしいです)を貰えるのは75歳以上になってから、65歳になって介護保険被保険者にはなりましたが、私が招待されるまでまだ10年。
 奈留町2700人中、75歳以上は500人ちょっと、人口の約2割が75歳以上です。
 
 三階会場の緞帳、昭和50年に出来たので40年近くたっています。
家内やドリームの人々、そして私も少しだけお手伝いした緞帳の修復も完成しました。
スペインのキリスト像修復より上手に修復していますので、それ故にあまり話題になってないのが残念、この日も気付いてくれる人はいたのでしょうか?
 
 この昨年の緞帳と見比べて、間違い探しをして下さい。
下手の木々のシミや色落ちも完全になくなり、中央舟の下の黒く目立ったシミもほとんど分りません、舞台上手の破れて明かりが漏れる焼き焦げや雨漏りのシミも有ったとは思えないぐらい完璧ですし(少し皺が目立ちますが)、全体に汚れが落ちて明るくなりました。
  写真より実際はもっと違いますよ!!
    百万円はかかる修復費も、数万の染料代だけですみました?
    普段は高く請求する私の技術料?も取ってません?
 さすが外科医?創作力はないですが、修理修繕や替え歌はお手の物?
  と自慢するほどは手伝ってなく、ほとんどはドリームのおばさんの仕事です。
       奈留島の皆さん、一度見に来て褒めてやって下さい!!
    
     返事
花水木さん:彼岸花は無意味にあぜ道に咲いているのではないのですね!
         勉強になりますよ!
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コンカナ王国

2013-09-16 | 五島列島
 
 ヤクルトのバレンティンが日本新記録の56号本塁打を、逃げない阪神投手から打ったくれて良かったですが、もう野球は今年は観ないでしょうね、NFLです。
 そんな三連休、奈留島は少し風が強いぐらいですが、京都より東は台風で大変そう、朝のTVで見た京都嵐山の渡月橋、中学時代自転車でよく泳ぎに行ったとこですが、あれだけ水位の高い桂川は知りません。
京都に帰ってる家内に電話したら、家の周りは雨だけとのこと。
 と言うわけで、一人奈留島の私は、土曜日は自転車で福江島に、ヨレヨレになって鬼岳中腹の、何故かマーライオンの有るコンカナ王国に到着です。
  
 目当ての鬼岳温泉は12:00から、併設のレストランで鬼岳を見ながら、おじいさん一人でランチ。
客は私だけだったので、むしろおじいさん一人ランチも寂しくない。
スープ・サラダ・デザート・コーヒーも付いて1500円で、ゆっくり美味しくいただきました。
これで温泉も割引で入れることになりました。
  
 鬼岳温泉の男湯も、最初から最後まで一人っきり、女湯からも音は聞こえません。
チョット雲っているも、露天風呂からの景色もまずまず。
9月三連休の初日なのに、もう少し皆さん来て下さいよ。
  
 以前は温泉汲み上げャ塔vの故障で、お茶で着色した薄茶色のお湯で、言葉通りお茶を濁していましたが、今は回復して本当の温泉水。
 茶色も濃くなって、こんな写真も安心して撮れます。
念のため、左下に偶然写っているのは、私の大腿~膝ですので、お間違いないように。
  
 まったくの一人なので、内湯にある打たせ湯もゆっくり独り占め。
例によって、肩だけではなく、腹が出て当てにくくなった部分にも充分打たせ湯をあてて、元気いっぱい。
サウナにも入りましたが、誰も居ないサウナ室は、閉所恐撫ヌの気もある私には、長く居られる場所ではありませんでした。
 
 帰り、白い彼岸花が咲いていました。
五島では白い彼岸花をよく見かけますが、白は本当の彼岸花とは種類が違うと聞いたことがあるようなないような、それでも彼岸花は彼岸になると忘れず咲きますね。

    返事
大雪男さん:上五島の教会イルミネーションは綺麗なので、一度みたいです。
    トンボロには船の時間が有るので、連絡下さい。
花水木さん:長男の嫁が抱える問題も、花水木さん(我々)の世代で又終わりそうですね。
喜珍さん:大丈夫、しばらくは百人一首以外をします。

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奈留島百人一首49

2013-09-13 | 奈留島百人一首
 
 49. みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え
              昼は消えつつ 物をこそ思へ

                       大中臣能宣朝臣(オオナカトミノヨシノブアソン)(921~991)
 「宮中の門を守る兵士がたくかがり火が、夜は燃えて昼の間は消えているように、私の恋の炎も、あなたに逢う夜は激しく燃えているのに、昼間は消え入らんばかりで思い悩み苦しんでいます。」
 長い名前の作者の孫は、61番の作者として出てくる伊勢大輔です。
 
 49. 奈留ナリア ドンドン作る 夜は点き
             昼は消えつつ 電気代をこそ思へ

                     夜は・昼は消えつつ・をこそ思へ 16字 同じ
 NPO法人DONDON奈留(2005年6月40人ほどで結成)は、奈留島の良さを、島を訪れる人はもちろん奈留島の人々にも知ってもらおうとして作られた、ボランティア組織です。
 その活動の一環として、もう5年以上前から毎年、旧奈留小学校の付近にイルミネーションを飾ってくれています。
  
 徐々に飾る電飾も増えて、今では道路沿いだけでなく、旧奈留小学校校庭周囲にも広がっています。
 フークはあまり関心ないようですが、散歩でもこの期間は楽しみです。
 替え歌としては、「まあ50位以下間違いなし」、の歌になってしまいましたが・・・。

       返事
花水木さん:自分から直接言わなくても、やっぱり上手くいかなかったら、
    私は振られた回数に入れていました。この辺が男女の差ですかね?
大雪男さん:微妙な返事・・・。そうですね。
     でも、私は基本的に「来るものは拒まず」ですので、タイミング良ければ(仕事なし・家内居る)、
         大歓迎ですよ!
コメント (2)
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奈留島百人一首48

2013-09-10 | 奈留島百人一首
 
 48. 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
             くだけて物を 思ふこ
ろかな

                              源重之(ミナモトノシゲユキ)(平安時代中期)
 「激しい風に、岩に打ち当たる波だけは砕けますが、岩はびくともしない。同じように激しい風のような恋にも、あなたは岩のようにびくともせず、私だけが心砕けて恋の思いに悩んでいるのです、あああっ片思いに終わりました。」
 ちょっと情けない歌ですが、私の女に対する時の気持ちに近い感じはするので、基本的に私は情けない男かもしれません。
 この重之は仲良しの51番作者藤原実方(サネカタ)が東北に左遷された時、実方を慕って陸奥まで付いて行き、その地で亡くなっています。
もしかしたら、この歌は男を恋する歌・・・?。
  
 48. 風をいたみ 岩うつ波は はげしくて
             くだけてここは 千畳敷かな

              風をいたみ 岩うつ波・くだけて・かな   18字 同じ
 奈留島の名所千畳敷、まあ白浜の三段壁や福井の東尋坊の小型版と言われればそれまでで、五島列島の嵯峨島にさえこれと似た景色はありますが、沖へ延びて小さな島と繫がっている景色をこの山道から見下ろすと、なかなかのもので、ャXターにもなっている名所です。
  
 本当はもっと「風をいたみ」の時もありますが、そんな時は浮ュて近寄れませんので、これくらいの風と波でお許し下さい。
 奈留島の名所を入れられて出来た歌は、それなりに名歌になっていますよね。

    返事
大雪男さん:ドキッ!
花水木さん:3月30日の日曜日・・・symbol7知っている人がいて一安心です。
     今回の写真も、花水木さんお気に入りの見覚えある写真です。
      繰り返しの使用はお許し下さい。
コメント (1)
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奈留島百人一首47

2013-09-08 | 奈留島百人一首
 
 47. 八重むぐら しげれる宿の さびしきに
             人こそ見えね 秋は来にけり

                      恵慶法師(エギョウホウシ)(平安時代中期)
 思い出して下さい、14番の作者河原左大臣源融の時の話を。(2013年3月30日の奈留島百人一首14参照)     フランシーヌの場合は~symbol7・・・・
 あれから百年経ち、贅を尽くして建てられた河原院は荒れ果てていましたが、恵慶法師の親友で融から4代目か6代目の安法法師(アンポウホウシ)が住んでいたので、ここを訪ねた時の歌のようです。
 ですから「宿」は「河原院」のこと、「人は誰も訪ねてこないが、しかし秋だけはいつもと変わらずやって来る」の「人こそ見えね秋は来にけり」の旋律が心地よいですね。
      奈留島、台風が過ぎ去り、誰の目にも秋が来たことが見えてきています。
   
 47. あこうの木 しげれる島の 美しきに
             人こそ見に来い この立派な木

 奈留島の阿古木地区の海岸にあるアコウの大木、国の天然記念物に指定されている奈良尾のアコウに、大きさでは負けそうですが、海岸に有る立地条件とその綺麗な姿では、奈留のアコウのほうが勝ってると思います。
 
 この立派な木を見上げた時の素直な気持ちを詠いあげた、奈留島讃歌です!
 
 ヌード姿の奈留島のアコウの木、たぶん冬の写真です。
奈留島百人一首では、このように奈留島の全てを、裸にして見せております。

   返事
大雪男さん:根気は私の辞書にはない言葉ですが、
    そうですね、50首で1年ぐらいかかりましたね。
喜珍さん:芋を生活の足しにしていた人がいたんですね。
花水木さん:「まさ」で「尹」は変換できませんでした。
    難解漢字は変換できないので面唐ナすが、上等な名前のようですね。
コメント (1)
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