66. もろともに あはれと思へ 山桜
花よりほかに 知る人もなし
前大僧正行尊(サキノダイソウジョウギョウソン)(1055~1135)
「山桜を見てると心がなぐさめられるように、山桜よどうかお前も私を愛しく思って下さい、こんな山奥では桜より他に私の心を知ってくれている人はいないのだから。」
作者行尊は、2番後の68番作者第67代三条天皇のひ孫ですので、もう10番後に出てきても良いぐらい、出てくる順番が逆で少し早すぎるのは、定家の何か意図があったのでしょうか?
66. もろともに あはれと思へ やぶ椿
花よりほかに 知る人もなし
もろともに・あはれと思へ・や・花よりほかに・知る人もなし 27字 同じ
椿といえばなんとなく「あんこ~椿い」から、伊豆大島を思い浮かべますが、五島列島も椿の名産地、「玉之浦椿」と言う可憐な品種も有名ですし、五島市のユルキャラ「ごとりん」「つばきねこ」も椿関係です。
いろんな椿がありますが、くろうと受けするのはなんと言っても やぶ椿。
奈留島にも、さすが照葉樹と言うだけあって、日の光を浴びて輝く葉っぱの影に、2月になると以外と目立たない赤の、たくさんの花をつけたやぶ椿が見られます。
奈留島のやぶ椿が、私の本当の心を知っているかどうか分りませんが、「山桜」を「やぶ椿」に変えただけの、手抜きのような一首となりました。
返事
花水木さん:タコが綺麗好きというのは確かな事実ですが、
洗濯機で洗うのは、奈留島のこの人だけかもしれません。
喜珍さん:件pの評価は難しいですね!
アンリー・ルソーでさえも日曜画家の域を出てないと酷評されていたのですから、
以外とあの写真は良いのかもしれませんよ!
大雪男さん:しかくうて丸いのは・・鹿せんべい。
四角のも丸いのもあるのは・・タコ壷です。