静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ えっ! ウソだろう? ≫  日本人以外なら誰もが耳を疑う慣習 ⇒ 退職に”雇用主のお許し”がないと失業保険くれない国なの?

2018-09-19 11:31:53 | トーク・ネットTalk Net
▼△ 「退職認めない」 悪質な慰留横行、解雇相談上回る 真相深層 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35486420Y8A910C1EA1000/?n_cid=NMAIL007
・ <転職したいのに会社が退職を認めず、離職票さえ渡さない――。そんな退職トラブルが全国で多発している。人手不足に悩む企業が引き留めに動いたためで、厚生労働省に
   持ち込まれた相談件数は解雇の相談を上回った。悪質な引き留めは、成長産業への人材移動を阻んでいる。>

 ⇒ ここに書かれていることを例えば英訳して英語を読める外国人に渡したとしよう。私には彼らのオドロキと不審な顔が名に浮かぶ。
   何故ならば、外国とくに雇用契約が個人ベースで一貫する商習慣の国々では、被雇用者が退職意思を書面で雇用主に法定の事前通告期限前に提出したなら、雇用主が退職証明交付を
   拒むことなど法的に許されていないのである。 ピリオド。
 

米 何故、日本では雇用主のお許しが無ければ「離職票」を出さないことがまかり通るのか? 答えは簡単。雇用契約が文字通りの完全対等契約ではないからだ。
  『働かせて戴いている』から、『辞めさせて戴く』ことになる。 ・・これは例え優秀人材だからと高給でスカウトされようが変わりない。 笑わせるぜ。
  こんな雇用契約で本当に優秀な日本人を逃がさず、優秀な外国人が日本に来て働いてくれますか?  経営者諸氏よ。 年功序列だけでなく、自分で自分の首を締める雇用契約は 
  いい加減に もうやめない??


★ 私は今も鮮明に覚えている。日本で最初に勤めた会社を辞める時、<退職届>を書き、人生の先輩たる父親に目を通してもらったら「”届”ではなく”願”と書くんだよ」と言われ、
  唖然として父の顔をマジマジと見つめた。結局、若き日の私は「願」と書いて転職した。後年、アメリカでも複数回転職したが、出したのは< Letter of Resignation >であり、
  <Asking for Permission>では無論ない。 

外国で人を採用する経験をお持ちの方なら覚えておられようが、採用面接の時から退職の日まで、雇用主(会社)と被雇用者は対等であり〈施しの関係)ではない。
ここにも個人の自立が存在しない日本という特異な社会の姿が露骨に表れている。  これをいつまで【美】【是】と言い続けるのか???    珍獣/ガラパゴス・日本!!
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