静夜思

愁多酒雖少 酒傾愁不来

≪ 物事の本質から話ができない日本人を造る日本の教育 ≫  醜聞追っかけではなく 本質論に返ろう!

2017-07-29 09:10:07 | 時評
★ 毎日【土記】獣医学教育の行方=青野由利 https://mainichi.jp/articles/20170729/ddm/003/070/038000c?fm=mnm
・ <今回、文部科学相が存在を認めた昨年11月8日のメールがある。加計学園の構想に懸念を示す内容で、既存の獣医学部との差別化や、国際色を出す
  取り組み、育成予定のライフサイエンス研究者の具体的需要などを再検討するよう求めていた。>
・ <新設のための「4条件」を満たしていないという指摘だから、翌9日の国家戦略特区諮問会議で検討されたはず。そう思って議事録を見ると肩すかしをくう。
  例の「広域的に」「存在しない地域に限り」という文書で規制緩和がすんなり決定され、4条件はうやむやのままだ。>

 ⇒ このような文科相メールが出ながら決定段階には黙殺されていたこと。呆れてモノが言えないのだが、加計学園獣医学部新設認可の経緯にまつわる
   nepotism<縁故主義>疑惑、及び非論理的流れは、厭世感が深まるだけなので、これ以上繰り返さない。 青野氏のコラムが優れて居ると思う理由は、
  引用された二つのポイントが、正しく大学教育の根幹に触れる本質的論点からみた<加計学園獣医学部新設認可の根本矛盾>を突いているからだ。
① <日本の獣医学教育については今年3月、科学者の代表機関である日本学術会議が提言をまとめている。7回の審議を経た結果で、加計学園問題とは関係ない。
  焦点は、国内外で社会的ニーズが多様化する中、国際水準の教育体制を整えること。米欧の厳しい評価基準への対応とともに、国際的に通用する日本独自の
  評価基準を作る必要性も訴えている。>  ← 評価基準を作る任にあたるのは誰?  無論、文科省である。 ところが?

② <そこで目を引くのは日本の獣医学部と欧米の獣医大学との比較だ。学生数に対する学部教員数は北大が1・2倍なのに、コロラド大は1・6倍、
  ミネソタ大は2・4倍、エジンバラ大は3倍。教育を支える事務系・技術系の職員にも大差がついている。
   そんな状況で入学定員が全国の2割近くを占める獣医学部を作ったら、教員の確保や教育の質向上は?>

 ★ そう。 ≪教育の質を問う議論がスッポリ抜け落ちたままの認可手続きに堕してしまったこと≫が青野氏の指摘で鮮明に解る。こういう議論がなぜ当初から
   国会議員、文部官僚、メディア陣に出来なかったのか?   民族あげての知的怠慢としか言いようがない。
 常に『物事の質にかかわる本質的論点とは何か?』と自問することが習慣付けできていない日本の教育(学校&社会)の最悪な産物だと自戒したい。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« ≪ 「責任」という言葉の意味... | トップ | ≪ アメリカでトランプ熱と夢... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

時評」カテゴリの最新記事