障害年金の地域による判定差は6倍にもなるそうです

2014年09月19日 | 日記

障害基礎年金を申請して不支給と判定される人の割合に、都道府県間で最大6倍の差がある問題で、日本年金機構が実態調査を開始。

全国平均に比べ不支給率が大きく異なる事務センターについては、審査に当たっている医師(認定医)や担当者に聞き取り調査を行う。

11月には調査の最終結果をまとめ、判定のばらつきを是正する方針。     (西日本新聞

調査は2010年度と12年度の障害基礎年金の請求のうち、各々約5000件を対象に診断書などの内容を集約し

⑴支給基準に達しないと判定した割合に、疾病ごとに地域間で差がないか

⑵診断書の内容がほぼ同じ障害の程度で判定に差がないか

⑶審査で重要となる初診日の判定方法が異なっていないか

⑷判定が近年厳しくなっている傾向があるか

の4点を日本年金機構・本部は分析するそうです。

不支給割合が最も高いのが大分で24.4%、最も低いのが栃木で4%。

同じ状態の障がい者でも、地域によって支給・不支給の判定が異なっている恐れがあるとのこと。

 

不支給となった場合、申請者本人のショックはかなり大きいだろうと思います。もしかして無理かも…でもダメもとでトライしてみようという場合であっても、ガクンとくるだろうし、障害の状態からみて確実で、要件もしっかり満たしていた場合などは、すべての望みを絶たれたかのような絶望感に襲われることだろう…代理申請した社会保険労務士のショックもまた大きいことと思われます。

地域による判定の差は障害年金ばかりではなく、介護保険の要介護認定などでも見られることではないかと思う。

申請に携わった社労士やケアマネジャーは動揺することなく、申請者の心身の状態を再度確認し、どこに問題があったのかを冷静に分析したうえで、速やかに次の行動に移らなければならない。

私は浮足立って申請者といっしょになってオロオロしてしまうくちだが…

まだ障害年金の申請をしたこともなく、ましてや審査請求の経験もないが、他の社労士の事例発表を聞いたり読んだりするだけで手に汗握る状態です……

感情に流されずに冷静に対処できるように、日々勉強するとともに場数を踏まねば!と決意したところでした。

 

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