どうすればカラツンを減らせるのか?
水槽で魚を飼い、色々に練った配合飼料を与えて観察したことがある。適当に硬く、粘りのあるエサ(最も普通に使うようなエサのタッチ)では、全て吸った瞬間に吐き出してしまう。エサに水を加え、どんどん柔らかくしていった。ビチャビチャで丸められない程度まで柔らかくしたところ、吸い込んだ瞬間に口の中でエサが煙幕状にばらけ、吐き出さなくなる。「これだ!!」魚は、エサを吸い込み、口の中でその形が留まっていると違和感を感じて吐き出すらしい。
このようなカラツンのでない極端に柔らかいエサを送り込むには、短竿しか使えない。また、タナまでエサを持たすにはカッツケしかできないだろう。ハリはエサを持たすために大きめのものを使用しなければならない。もし1mのタナでやろうとすれば、それなりにしっかりしたエサにせざるを得ない。このときには、早いアタリは意識的に見逃し、エサ落ち寸前になった3回目位のアタリを狙うとカラツンになりづらいのだ。夏場の管理釣り場(湯崎湖)において、この超柔らかダンゴで好成績を収められるようになった。エサを丸める左手の指先は常に水でふやけた状態。エサボールの隅には水が浮いているような状態だ。とても上手く丸められないようなエサだ。小さくハリ付けするのも難しい。理屈は分かっても超柔らかいエサを使いこなせる人は少ないと思う。 続く

