ふつつか者の私からすれば「先生」とお呼びせねばならないくらいのかたからのお誘いで、昨夜は会食へ。
過去何度か連れて行っていただいたことのある和のお店、実は先月もお邪魔しております。
お料理はもちろん旬のものを良い状態で。
置いているお酒は一銘柄だけ。ともすれば不親切なお店と思われるかもしれませんが、それだけお酒のことを熟知していらっしゃいますので とても美味しく呑ませて下さいます。三〇年以上その姿勢を貫いてこられたからならではの技ですわ。
ぬる燗のお銚子が敷居を越えてきた瞬間に
「あっ 〇〇さんの蔵の香りがする。」
と、話を中断してしまうほど豊かな芳香が漂ってきたのには驚きを隠せませんでしたねぇ。そっくり酒に融け込んでいる酒蔵の香りを引きだす燗の技術には。
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気分よく帰る道すがら、近所の公園の前で空を見上げましたが残念ながら月は見えず。
酔って歩いて月を見るのが好きなんですがねぇ・・・
てなわけで半年ほど前のおぼろ月の画像を流用したりして。
それでは 今夜も日本酒で乾杯!
3曲の屏風にしたいような
おぼろ月の写真ですね。
幻想的で美しいです。
わたしも
ほろ酔い加減で
このようなお月さまを見てみたいです・・・
お天道さまとお月さま、どちらも魅力的ですが
ほろ酔いで歩く足元を照らしてくれる静かな灯りに より惹きつけられますわ。
田舎のお月さまです。