お酒の味は器で変わります。
「しつこく言われたので半信半疑で試してみたら本当に違って驚いた」と言ってくださるかたも複数名いらっしゃいますから、私の単なる思い込みではないんですよ?
私自身もさらにスキルアップせねば・・・と、相談に伺った先で我が家にはないタイプの酒器を賜りました。ありがたいことです。 「これでも試してみては?」ということなのでしょう。
玉(ぎょく)の杯。
「夜光杯」と呼ばれ、左のものは墨玉石という石を薄く研磨してつくるらしいです。夜光と言っても塗料のように暗闇で自ら光を発するのではなく、月明かりにかざすと光が透けて見えることから来たようですわ。右は碧玉杯というのでしょうか?恥ずかしながら教養がないので詳しくは分かりません。中国の酒泉などで古くから造られているものだとか。現代の技術ならともかく、石をこんなに薄く削るのは昔の人たちにとっては容易ではなかったはず。
まぁ 細かいことはあとにして、お酒の味がどのように感じられるか試してみましょう。
おぉ・・・ なるほど、そういうことですか。
やっぱり飲む器で変わりますわ、お酒の味は。
高価なものでなくても、形状や材質の違ういろんな酒器があると晩酌がより楽しくなりますよ。
では、本日も日本酒で乾杯!