9月11日(木)、宝塚大劇場でエリザベート―愛と死の輪舞―を観てきました。
今公演2回目のエリザベート観劇です。
前回は1階席で近さと高さを、今回は2階席で奥行きを楽しんできました。
2回目でも、まるで初めて観たような印象でした。
クレーンに乗って登場してきた明日海トート、天上に昇って行くトートとエリザベート。
ダイナミックな構成です。
クールな美しさに磨きがかかった明日海りおさん。
少女から老女(昔だから60歳でもね)まで、声の高さをかえ姿勢をかえ演じ切って、
今公演が引退公演になる蘭乃はなさん。
皇帝フランツを演ずる専科の北翔海莉さん。
その母で、エリザベートにとっては姑にあたるゾフィー役の桜一花さん。一花さんも引退です。
エリザベートを暗殺したルキーニ役で、この舞台では狂言回しの立場にいる望海風斗さん。
粒のそろった歌の上手さです。
皇太子ルドルフの少年時代を演ずる矢吹世奈さんの安定した歌声がさわやかでした。
ルキーニのせりふに、エリザベートの没年月日があるのですが、1898年9月10日が命日。
おやおや前日(休演日でした)が祥月命日だったんですねー。
エリザベートの肖像画として、よく知られる絵があります。
その絵に似かよったドレス、髪型や髪飾り姿の蘭乃さんは娘役トップの集大成にふさわしい美しさです。
大劇場内のジェラートショップ「ボヌール」で、幕間にいただいたジェラートです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます