自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

とびだそう 心と音楽で

2004-08-29 | コンサート・音楽・宝塚
地域の自治連絡協議会が主催するたそがれコンサートに行ってきました。
とびだそう 心と音楽では小学生が考えたキャッチフレーズです。
震災の年も途切れずに今年で14回目。私はほぼ皆勤です。

会場は近くの国際会議場メインホール。出演者によって多少変化はあるものの立見も出るほどの入りです。
このコンサートは地域内にある幼稚園、保育園、小・中学校、公民館の、園児、児童、生徒、住民の利用者が主役です。

私は2番目のプログラムで、もう、うるうるしてしまいました。
幼稚園児の歌と演奏と踊りです。
きらきら星と星に願いををトーンチャイムとハンドベルで演奏したのです。
もともと星に願いをの曲がかかると反射的に涙ぐむタイプなんですが、年少さんを座らせて、年中さんと年長さんが得意そうに振りをつけて演奏したのです。その甘い音色に涙が出そうでした。

というのも、ドブロガーのbelageさんがどこかへのコメントで、
世界中の子どもの半分がレゴで遊び、半分がカラシニコフで遊ぶ
というようなことを書かれているのを読んだばかりだったからです。

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟たちの前でこんなに見事な演奏ができるのです。あたりまえのうれしい、うれしい平和なのです。

保育園児の歌は元気いっぱいでした。その中に一人ずーっと泣いている子がいました。
先生が舞台の袖に呼んでなぐさめたり、また舞台に出て涙と鼻をふいてあげたり。間違いなくあなたはほろ苦い思い出をここでゲットしたよと言ってあげたい気分でした。

小学校の6年生約130人全員が太皷とヒノキとサルスベリの幹をバチで叩きます。ここには25年の伝統が受け継がれています。娘もその伝統の中の一人です。
全員が叩きまくる。半端じゃない迫力です。ここでも涙がうかびました。

ふれあいセンター合唱団は大人と子どもの混成です。
大人の歌ったさとうきび畑では冬ソナのヨン様状態でした。
ん?……涙に加えて少し鼻までぐじゅぐじゅしました。
このところ、沖縄にちょっと思い入れがありますから。

中学生の吹奏楽はトリにふさわしく上等の出来でした。今年はオーケストラばかり聴いていましたので、その弾むリズムが新鮮でした。
我が家の娘はこのコンサートに刺激されて中・高と吹奏楽部に入ったのでした。

全部ほめていたらキリがありません。
ありがとう!素敵な演奏を聴かせてくれて。

ところでキミたち宿題すんだ? 読書感想文がまだ?
やっぱりね。この宿題がなかったら、本もっと自由にたくさん読むのにね。







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