横尾忠則現代美術館で開館3周年記念展 横尾忠則 続・Y字路を観てきました。
(会期は11月23日までで、すでに終了しています)
横尾さんは多作な美術家だなぁと思います。
2000年から制作が始まったY字路シリーズはこの15年間で、150点に達しているそうです。
その中から2006年以降のY字路を中心に約70点が展示されていました。
2010~11年制作の「黒いY字路」は、まず明瞭に描かれたY字路の絵の上から黒の絵の具を重ねていったもの。
「普通、見えないものを見えるように描くのが絵画。でも僕は、見えるものを見えないように表現することが可能かどうか、挑戦してみようと思った」そうなのです。
横尾さんの絵の中には「不思議^^」が描き込まれているので、それを自分なりに解釈していくのが楽しみです。
最後まで「?」のものも多いのですけどね。
横尾忠則現代美術館の次回の展覧会は横尾さんが挿し絵を描いた瀬戸内寂聴さんの新聞連載小説「幻花」がテーマの「幻花幻想幻画譚」です。
その関連イベントとして初日に、横尾忠則さん、瀬戸内寂聴さん、批評家の浅田彰さんの鼎談が予定されています。
美術館1階のオープンスタジオで開かれます。
残念ながら座席券は手に入りませんでした。立ち見可能ということですよ。
横尾さんも瀬戸内さんも、現在体調は万全ではないようですが、ぜひ開催してほしいですね。
私は記録映像を見るだけで十分^^、あとでゆっくり見に行くつもりです。
膨大な写真資料をディスプレイした展示室は撮影可能でした。
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