自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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パルシネマ通い

2014-07-14 | 映画・テレビ

私の好きな名画座パルシネマしんこうえん
名作の2本立てで、今年はよく観に行っています。

この1と月でも、ハンナ・アーレント、もうひとりの息子、あなたを抱きしめる日まで、バーニー、大統領の執事の涙、メイジーの瞳を観てきました。

パルシネマでは公開時見逃した映画、機会があったら観てもいいかなと思っていた映画、あまり興味がなかったけれど、意外に面白かった映画に出会えます。
正直言うと、公開時映画館で眠ってしまって、悔しい思いをした映画にも再会できます。

入れ替え制に文句はないのですが、ロードショー館で続けてもう1回観たいとき、座席に余裕があれば半額サービスなんかあってもいいんじゃないかと、暗くなると寝てしまう癖^^のある私はよく思うんです。


「もうひとりの息子」はフランス系イスラエル人の新生児と、よりによってパレスチナ人の新生児が湾岸戦争のどさくさで取り違えられたというストーリーです。
18歳になるまで、まるで気づかれませんでしたがイスラエル人として育てられた息子の兵役の血液検査で判明します。

両家とも迷い、悩みます。
でも、映画は希望を見出し、救いのある結末でした。

ところが、現実は映画のようにはいかないんですねぇ。子どもを誘拐して殺し、またその報復の殺人事件が起きています。兵士だったらまだしも、子どもですよ。

 


「あなたを抱きしめる日まで」は、観るつもりでいて、ビッグイシューの表紙ががジュディ・デンチのとき買っておきました。彼女は黄斑変性症という眼病を患っていて闘病中ですが、「マリーゴールドホテルで会いましょう」の続編が決まっているそうです。楽しみ~。80歳のワーカホリックを自認しています。

 


「大統領の執事の涙」はセシル(フォレスト・ウィテカー)の体型と顔、動作の変化が歳月の経過をちゃんと感じさせてくれます。それに何と言っても、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンという7人の大統領の風貌とやってきたことを全部知っている世代だけに、歴史をおさらいしているようでした。

キャロラインがいまや日本駐在アメリカ大使だし、あらあら、ジェーン・フォンダがレーガン夫人ナンシーさんだわ。いつまでも若くてきれいです。


「メイジーの瞳」は大人の勝手と都合にほんろうされる小さな女の子の話です。
でも、彼女のことを離婚した両親、それぞれの再婚相手ともみんな大好き。放ってはおきません。
メイジーの次々着替える洋服やカチューシャ、靴、子ども部屋の小道具を見るだけでも楽しいです。



パルシネマは増税後も料金を据え置いています。
このごろは、この映画はパルでも観られそうだから、見逃しても大丈夫!なんて思ったりすることもあります。

 

 

 


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