自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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老いた親のきもちがわかる本(朝日新聞出版)~佐藤眞一監修、北川なつマンガ

2018-01-29 | 

図書館から借りて来た本をベッドのそばに置いておいたら、娘が先に読み始めて、
「この本買っておこうかな」と言い出したマンガ+簡単な解説本です。

 

たとえば、
「あ~痛い、しんどい」と言いながら、頑として病院に行ってくれない。
すぐに物をなくすので、うんざりする。
着なくなったジャージとか子どもの服を着る。
いつも甘いものを食べている。
旅行など、任せたくせに、結果に文句を言う。
道端ですぐ人に声をかける。
説得しても、なかなかおむつをしたがらない。
ゴミの山を作らないで!
一日中ウトウト、いつも寝てばかり。
とか、80項目。

でも、あるある、分かる分かる思い当たる、というのは意外と少ないんです。

架空の4家族の家系図をもとに、マンガは描かれているのですが、「老いた親」はほとんどがまだ70代前半。同世代の我が家、知人たちは40代、30代子ども世代に経済的な援助、子育て支援をしている人も多く、え~~っと言いたい気分です。

ただ、そう遠くない未来に起こってくるのは確かなので、予行演習するつもりで読んだらいいですね。

「老いた親のきもちがわかる本を読む子どものきもちがわかる本」としてね。

ちなみに、監修の佐藤眞一さんは老年行動学を専攻する大学院教授、マンガの北川なつさんは特別養護老人ホームでの勤務経験があるそうです。

 


 

コメント
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