自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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我が名は鶴亭(かくてい)

2016-05-27 | 展覧会

神戸市立博物館特別展「我が名は鶴亭」を観てきました。
会期は5月29日(日)までです。

 

副題は、―若冲、大雅も憧れた花鳥画『「かっちょいい」が』?!ですって。
う~ん、かっちょいいね~。言うほどかっこよくはないけどね。
花鳥画のことじゃなくて、この言葉自体がね。

でも、各作品に添えられた説明文につけられたタイトル(見出し)は、結構かっちょいい^^かった。
作品保護のために、暗く設定された展示室で、細かい説明文を全部読んでいくにはかなりの集中力がいりますが、この見出しで十分わかるんです。

たとえばこんな風。
「完熟したゴーヤの質感」、「大胆奇抜な糸瓜」、「ぎろり!鷹がにらみをきかせる」といったぐあいです。

前期、後期で展示替えがあって、鶴亭、彼が影響を与えた伊藤若冲、池大雅などの作品、同時代の画家、弟子たちの作品も合わせて約150点の展示です。
後期には伊藤若冲の群鶏図障壁画9面の展示もあって、しかもゆっくり観られるというお得感がありました。若冲のあの鶏ですよ。

この展覧会は没後230年、鶴亭のはじめての回顧展で、多くが初公開だそうです。
実は私、鶴亭という画家、今回初めて知りました。

 

博物館を出て、駅に向かうフラワーロードの花壇に咲くアリウムです。
1本飛び出しているのがけなげです。

 

 

 

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