今年、映画館にはあまり行けてないのですが、レンタルDVDはちょこちょこ観ています。
周防正行監督の「舞妓はレディ」もそのうちの一本。
ビデオのいいところは、聞き取れなかったせりふを聞き直すことができたり、特典映像が見られるところですね。
この映画、オードリー・ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」を観たことがあったり、知ってたら、楽しさが増します。
主人公、舞妓志望の春子役、上白石萌音(かみしらいしもね)さんは始め、演技なのか地なのか野暮ったい。
映画なんだから、最初からかわいい舞妓さんに見える子が演じたほうがいいでしょうに、と思ったんですが、ストーリーがすすむにつれ、歌・踊り・演技という総合力の高さで彼女は選ばれたんだと納得しました。
素顔もとてもチャーミングなお嬢さんです。
脇をかためる俳優陣の豪華なこと。
富司純子さん、田畑智子さん、岸部一徳さん、津川雅彦さんらは京都生まれ、もしくは京都と縁の深い俳優さんだし、長谷川博己のセンセは優しさオーバー、カッコよ過ぎ。でも、映画なんだから^^それでいい。
妻夫木聡さん、渡辺えりさん、竹中直人さん、小日向文世さん、当然のごとく草刈民代さん、松井珠理奈ちゃんも出てますよ。
明るい気持ちを運んでくる、優しさあふれる映画です。